音初め2009/01/08

昨日は今年初めてのJONGHAスタジオでした。セッティングを終えて軽くセッションしました。以前にも書いたかもしれませんがセッションは楽器を使った会話のようなもので、ただ音を合わせたり音を出しっぱなしというのは退屈でしかなく、相槌を打ったり周りが良い音を出している時は支えるような演奏に徹したりという駆け引きが大事です。

たまに他の音につられて自分でも驚くような演奏をする事があります。人の力を借りて自分を引き出せた時は、「また1つクリアしたな。」みたいな満足感があります。

こんにちは。演奏だけでなく会話も濃くて満足のモジュール店主です。昨日は練習後にバンドメンバー全員で飲みに行ったので、それも凄く楽しかったです。思い出話や知識の話もできる上に今を語れる仲間って良いですね。幸いな事に店主はそういう仲間に恵まれてると思います。そんな仲間に囲まれていると数時間が数分に感じられるほどあっという間に時間が過ぎます。

ほんと、最近時間の流れって絶対一定じゃないなって思います。それ位楽しい時間が一瞬に思える・・・というか楽しい時間にどっぷり浸かれるようになったのかもしれませんね。

そう考えると長い曲って、よっぽど演奏者が幸せを感じてるのかもしれません。楽しくてしょうがないなぁ~って思ってるうちに30分経ってました!とか。

さて、練習中のJONGHAのセッションはというと、ベース担当のS氏がテクノやファンクっぽいドラムに合わせて良いベースを弾いてました。ダンスで言うステップに合わせたところを弾かせるとかなり良いですね。次の目標は腰にくるベースという事にして楽しませて欲しいなと思います。ギターのT氏は「今年の目標は音の変化!」と豪語するだけあって、ギターソロの音に変化が見られました。エフェクターを減らしただけという種明かしは不要でしたが。ボーカルK氏はキーボードを弾きながら歌う事にチャレンジしてましたが不発に終わったようです。セッション中のキーボードは良い感じでした。

そんな中でドラムを叩いていると、結局最後はCANのようなハンマービートになってしまいました。ベースのS氏加入で音の変化が見られたはずですが、再びその辺の音に向かってしまいそうで、しかしそれに抵抗するメンバーという感じでした。個人的な感想としては「だって気持ち良いんだもん。」という感じです。「あぁ、もう何も必要無い・・・。もっと続いてくれぇ。」と思って叩いてしまえば、それはシンプルなループ音楽に向かってしまう訳です。

新年を迎え、心機一転!のはずが自分の素性を再確認させられた、そんな時間でした。

しかし、スタジオに入ってイメージを伝えた時に以前より伝えやすくなってるなって思いました。なので、多分今後の音に変化があるはずですよ。

やっぱりバンドって良いですね。