Focke-Wulf FW1902009/01/24

外は雪がちらついていますが、ぼちぼち春物が入ってきてるので春物が気になります。気分に合わせて明るい色が気になるのか、新作を着たくなって春の訪れを待ち遠しく思うのか、どっちなのか判りませんが店主にとっては気分が上がる要素である事は間違いないです。音楽もそうなんですが、気分を変えてくれるきっかけになる物が好きです。そしてそういう物が溢れる時代が好きです。無駄と言ってしまえばそれまでという要素が世の中に色を着けるんですよね。泰平の世、あるいは日常とは別次元の世界でしか繁栄しない文化は鮮やかで無駄が多いです。逆に戦乱の中で生まれるものはミニマムでストイックな魅力がありますが、振り返れば魅力を感じるというだけの話で当時は悲惨だったりしますね。

こんにちは。平和な時代のミリタリー好きモジュール店主です。ファッションアイテムとして「ミリタリージャケット」なんて言葉が使われたり、戦闘機を純粋に工業製品として眺めていられる時に平和を感じます。それらがリアルな物になる事がなければ良いなと思ったり、リアルな物に見えている人達が今現在いるって事を思い出したり、いろんな事を考えています。基本的にはディティールにやられてるだけなんですが。

さて、こないだの日記にフォッケの名前を出したので一応フォッケフルフについて書いてみようと思います。名前が良いでしょ?フォッケウルフ。

フォッケウルフはドイツの航空機製造会社の名前でFW190は当時のドイツの主力戦闘機メッサーシュミットBf109の補助戦闘機として戦場に送り出されました。エンジンはBMW製で量産&修理のしやすさを意識して作られた戦闘機です。投入されてみれば高性能で扱いやすい戦闘機で、液冷エンジンで手を焼いたBf109よりも現場に優しい戦闘機でした。

Bf109はベンツ製のエンジンを使ってましたが、大戦時の日本軍機「三式戦闘機・飛燕」もベンツ社のエンジンをライセンス生産したエンジンでした。ドイツよりも基礎工業力に劣る日本では更に整備にてこずったと言われていますが、その飛燕に1500馬力の空冷エンジンを載せた物が五式戦闘機です。五式戦闘機を設計する際にはフォッケの空力処理を真似したといわれていますね。

当時の日欧米の戦闘機の性能を比べると、やはり欧米の戦闘機の方が断然優れている物が多く、日本軍機は一時代前の戦闘機だなって思ってしまいます。しかし!その差を埋めるべく努力した人達がドラマを生むんですね~。店主はそこが好きです。力で劣る側の人が個人の努力で跳ね返す。現代においてもそういう生き方をする人が好きです。結局は生き残ったモン勝ちってところは戦時中とあまり変わらないのかも。

そういえば、鉤十字はナチスの象徴ですが、鉄十字は今でもドイツで使われているマークなので混同しないようにしてくださいね。

ということで、シンプルで量産向けでありながら必要最低限の能力以上の魅力を持つ物を見たとき「フォッケだフォッケ!」と心の中でつぶやいています。ヨーロッパの製品を見ていて思うのが、最低限のライン引きが日本よりちょっとだけ贅沢ですね。ちょっとだけ贅沢な分ちょっとだけ高い。そこには価格差を超える満足度があり、それが購買意欲に繋がってるんじゃないかと思いますね。そして長く大切に扱うようになったりもする。

物欲を満たすためだけの買い物はストレスの発散にはなりますが満たされた気分は一瞬のような気がします。愛着を持てる「買って良かった!」と思える物ってそれに触れる度満たされた気分になるんですよね。この差っていろんなものに当てはまるような気がします。

で、そんな事やらフォッケの話なんか書いてないで、満足度の高い商品を仕入れて来いよって事ですよね。それが仕事ですからね。

為替の関係もあって輸入物でそういった商品が増えて来てます。今後の当店インポートアイテムにも要注目ですよ。