ちょっと素敵な話2009/04/09

タミオー日記/\1000
今日は旅日記(といってもアート性がとても強い)を出版されている方がお店に来られたので話し込んでしまいました。東欧・中南米の旅の話、建築物の話、文化・音楽の話・・・。なんだかすっごく旅行に行きたくなりました。旅先で出会うしかないような出会いが日本の日常であったことに感謝します。橋渡しになってくれたJさんありがとうございます。この旅日記は店頭で販売してますので興味のある方は是非どうぞ。¥1000です。

こんにちは。目を閉じれば幾何学模様のモジュール店主です。瞑想の話をしていて「寝る前たまに幾何学模様とかツブツブが浮かんで寝れないんですよ。」なんて話したら「瞑想中になる事がありますね。」なんて話が聞けて勉強になりました。なんだかんだと話していたらあっという間に時間が過ぎていました。

さて、うんざりされるかもしれませんが、また旧日本軍話です。今日は陸軍大将の今村均氏についてです。詳しくはネットで検索していただくとして、旧日本陸軍の中では珍しく評判の良い方です。

補給路が断たれることを予測して南方の島で自給自足の生活と空爆に耐える地下壕作りを促し10万の部下を無事に敗戦の日まで守ったというエピソードやインドネシアのスカルノ初代大統領の命を守ったというエピソード、地元民の生活を守る為に大本営の命令に背いたエピソードなどが有名ですね。他にも敗戦後に戦犯としてラバウルの刑務所に収監されていた部下と同じ所に収監して欲しいと言って東京からラバウルに戻った話や服役を終えた後も部下の生活の面倒をみたとか、いい話ばかりが残っている方です。

今でもインドネシアの教科書に名前が出てるとかで、現地でも悪く言われないそうです。そんな事まで知らなかったので、過去にバリ島で現地人に旧日本軍話をされた時「また苦言か・・・。」と思い話をそらしたのですが、もっとじっくり聞いておけば良かったです。零戦の残骸とか見れてたかも。

今村氏のエピソードを聞く度、彼は米英蘭軍とではなく戦争そのもの、あるいは日本軍という組織と戦っていたのではないか?と思います。流される方が楽な状況でこんな風に信念を貫くって本当に凄い事だと思いますね。

失業者が増えているという噂の現代日本において、もう少しクローズアップされてもいい人だと思います。真似できる人は居ないでしょうけどね。