シャドウプレイ2009/05/02

久々に車内でケミカルブラザーズを聴いてます。スターギターを聴くとほんの数ヶ月前の記憶が生々しく蘇り、「いつ頃の話だっけな?」と思うとそんなに時間が経ってないような、思い出の数を数えると随分時間が経ったような不思議な気分になります。車道の上を走る電線の影がダッシュボードとフロントガラスの上で左右にぎこちなく動き、シンセサイザーの音にピッタリ。「車道の上の電線のシャドウか・・・。」なんてオヤジギャグばりの独り言を言いながらドライブ気分の通勤。どうやら今日も感性は錆びてないようです。

こんにちは。深夜のスタジオ営業中に「いざゆけ!ゼロ戦」モジュール店主です。エースと呼ばれるパイロットの中で今まではダントツ西沢広義氏が好きでしたが、最近「虎徹」こと岩本徹三氏が気になります。まだ詳しく調べていないのですが、随分前に中古で手に入れた古い雑誌に書かれていた西沢氏についての証言やネットに転がってる岩本氏の証言などを見てると、意外にゆる~い感じの人だったそうです。納得いかない事への反発や戦いにかける思いなどは男気以外の何物でもないですが。

さて、洋服の販売業をしていてよく思う事は、欲しい物や着こなしのイメージがハッキリしている方には特にオススメしなくてもいい場合が多く、逆にイメージのつかめていない方にはイメージしやすい提案が必要だという事です。面白い魚屋さんに行くと、食べ方やオススメの魚を教えてもらえるので購買意欲が湧きやすい気がします。それがつかめない状況では目の前の物は単なる魚の死体でしかないですからね。

与えられる情報が多すぎると想像力が乏しくなると聞きますから、これからはより一層想像力が重要な時代になるのかなと思います。想像力が乏しくなれば将来のライフスタイルすら想像できないかもしれません。それでは当然未来に明るいものを自分で見つける事は出来ないでしょうし、想像できない人ばかりになると思想がコントロールしやすくなるんじゃないか?なんて思ってしまいます。素直に鵜呑みする人ばかりの世の中に落とされた情報がどう作用するのか・・・。そんな事を考えるとあんな事やこんな事まで考えてしまいます。

創造する事は限りなく自由なのに、それすら出来なくなったら店主はつまらないです。

昨日の深夜も今日の昼間もスタジオ利用のお客様が時間延長して演奏を楽しんでおられます。自分達が作り出す音で予定時間をオーバーする位楽しめるなんて最高ですよね。情報だけでなく、楽しみ方も与えられるばかりでない人達が多い田舎であって欲しいです。組織が田舎に与えてくれるモノなんてくだらないモノばかりですよ。

万が一の状況に備えて、最近固くなりつつある股関節を伸脚運動で柔らかくしておくことにします。これは老化をイメージしてるんじゃなくて、すでに実感してる老化です。

コメント

トラックバック