カラオケ2009/06/01

わかって欲しいとは思いませんが(笑)
カラオケ・・・。行くのは一体何年ぶりだ?と思いながら恐る恐る行ってきました。駐車場にたまる若者の姿がカラオケ気分を盛り上げます。システムもよく解らないし、リモコンの使い方も最初わからなかったです。ゆらゆら帝国が思ってたよりいっぱいあったり、想像してたよりマニアックな曲もいっぱいあってビックリしました。安く作っているんだろうけどそれなりの防音性能で「儲け:スペック」のバランスが良いなと思いました。「一流メーカーのスピーカーもわざとなんだろうなぁ、間隔と角度がダメだけど。」とか、どうしてもそんなところばかり見てしまいます。

この数年で、随分いやらしい目と耳を持ったものだ。

こんにちは。飲み放題=二日酔いの法則からいまだ抜けられないモジュール店主です。冷静なうちは「元を取ってやる!」的な発想は嫌だなぁ、とか思っていても、当然飲まなきゃやってられないって気持ちが後押しして杯×∞。気がつけば酒の味がわからなくなる、といった感じです。基本的には時間制限で飲むのは好きじゃないです。酒の進み具合は山あり谷ありですからね。

回りくどい言い方をしてますが、つまり歌は苦手&下手。そういう事です。

しかし、歌い慣れてる人達って歌が上手いですねぇ。人前で歌うことに慣れているんでしょうけど、より一層歌うのが恥ずかしくなってしまいます。それなりに人生経験がありますから、先輩や上司に言われ逃げれない時に歌う歌も店主にはあるわけです。とりあえず歌ってみましたが、さらに下手になってました。というか声が出ない!やっぱり使わない部分はどんどん衰えるもんですね。歌えた歌も歌えなくなってるとは。

1番カラオケに行ったのは20代半ばの、悲しい色やねを振りつきで歌う彼やお化けのロックンロールとかってジャンプしながら歌う彼らと行っていた頃でしょう。そういえば車で寝てしまい気がつけば仲間全員が帰ってしまっていたりとか、うっかり空き部屋で寝てしまい「すいません、使うんですけど・・・。」と申し訳なさそうに他のお客さんに起こされた事もありました。

わざわざ苦手なことをやっても凹まないのは、得意なことがあるから。打たれ強くなるのは、失敗してもなんとかしたという経験があるから。

ここでリセットして、1つ知っておいて欲しいのは航空自衛隊保有のF-15戦闘機の馬力(ジェットエンジンは馬力で表し難いらしいが)が原子力空母とほぼ同等という事!凄いですね~。母艦と戦闘機が同等の出力なんて。そしてそれを作っている会社が過去の日本軍航空機メーカー盛り沢山!旧日本軍機が10分以上かけて上昇した高度までわずか数十秒!

そういえば横浜開港150周年でブルーインパルスが飛んだそうですねぇ。

横浜といえば、こないだヨコハマメリーという映画を観ました。戦中戦後の歴史・経済の知識、繊細な感性を持った人にだけ観て欲しい作品です。そうでなければ単なる感動のストーリーでしかありません。戦中戦後は単に過酷だったというだけの時代ではありません。今よりも混沌として先も見えず、頼れるものも少なかった時代に孤独であろうとも懸命に生きた日本人。

商売の話をして共感するのは、両親より祖父の意見の方です。高度経済成長期(笑)の王道のやり方で上手くいくなら今倒産件数が増える訳無いですから。

戦中戦後の世界・日本の事を調べるのって、価値があると思いますよ。現代の日本人が当時に生きてたら、歴史よりも悲惨な結果になっているでしょうけど。調べるのが億劫でしたら店主にお尋ね下さい。得意な事しか言いませんが。

話はそれましたが、ヨコハマメリーは「人を信じてみよう。」と思わせてくれる素晴らしい作品でした。レンタルビデオのぶんぶんさん、ナイスチョイスです。