架空の世界2009/06/19

絵→写真→ビデオ→DVD→ネットと進化しても結局エロ(笑)
最近時期的なものか、ファッション誌でミュージシャンが紹介されてる記事をよく見ますね。説明書きに「'09年○○○○出演!」とか書かれてるのを見て、ロックフェスが増える時期なんだなと気付きます。ちなみに店主は野外で音楽を聴くのは苦手で、どちらかといえば夜中に地下にあるライブハウスやクラブに行く方が好きです。ウッドストックに対する憧れもなく、On-U とかワッキーズにビーチは似合わない(と思う)。タイのフルムーンパーティとか足を運んでみたものの、結局イビザ島に対する憧れもなく、普段聴かない音楽が耳に合わず落ち着かない。やっぱり外は合わないのかな、と思ったり。

ただ、一度は行ってみたいなと思ってます。

こんにちは。やらずに後悔よりやって後悔モジュール店主です。実際やって後悔する事なんて少ないので、良い思い出が増える一方なんですがね。雑誌を読んでフェスの事を知ったりもするんですが、何よりフェスの多い時期はお客様からの報告が多くて勝手に出演者の知識が増えたりします。去年も20人位の方に話を聞いたので、結構福井の人も行ってるんだなと思います。

というか、その体力気力が羨ましい。

さて、店主にとってファッション誌は現実逃避のネタみたいな意味合いもあって、興味深いミュージシャンやお洒落な人のスナップばかりで安心感まで感じてしまいます。実際東京はもちろん、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ベルリン・・・雑誌にも出てくるようなお洒落な街に足を運んでみても雑誌に出てるような人ばかりの街はどこにもなく、結局雑誌の世界は演出された架空の街なのですが、それが居心地が良いんです。好きな音楽を聴きながら部屋で雑誌を読むのはなかなか幸せな時間です。

そういえば、最近雑誌で紹介されてるミュージシャンにはバンドとしては人数が少なかったり、楽器の演奏もするのにエレクトロな音の2人組みなんかが多く、それが時代を表す形態なのかなと思う時があります。ヒッピーコミューンのみんなの歌からネットを介した君と僕的な、個人的な趣味の完全一致で繋がりやすい時代になったからなのかな、と。機材も進歩してネットを介せば離れていても簡単に音を合わせれる環境。そうなると生楽器の録音の手間を省けるエレクトロな音は便利です。

アーティストがそういう理由でそんな音を作っているかどうかは別として、今の環境だとそれが手っ取り早いのかなと思います。

それに比べると、バンドで演奏して楽しいなんていうのはテクノロジーとして旧式どころか、この時期だと音を出し続けるために汗までかいてしまいます。ドラマーがスティックを介して叩いた感触を感じる時、きっとギターリストもピックと弦のはじかれる感触を感じているのでしょう。目配せで合図を出すなんて、旧日本海軍航空部隊並の原始的なやりとり。翼を振って「敵機発見増層タンク落トセ!」ですよ。

結局テクノロジーの進化ほど人は進化しないので、旧式・原始的なモノでも充分な刺激を感じたり、そこに不便さを超えた味や美しさを感じたり。ショベルヘッドの、今となっては決して速くは無いバイクの引っ張られるようなトルクフルな加速に「うぉ、は、速いっ!」と思っているにも関わらず「ビビビィ~」と流線型の50ccバイクが横を通り抜けて行ったり。古くても残っているモノって人間の原始的な部分にどうしようもなく響くモノなのかも知れません。

どんなにテクノロジーが進歩しても求めるのは人と実感。結局自分を磨かなきゃな、と思ったりする訳です。