50:502009/07/26

建物までこんなんですからね。バウバウ。
以前から密かに気になっていたBMW。勇気を出してお客様にいろいろ尋ねてみました。聞けば聞くほど「スゲェ!スゲェ!」と感心する事ばかり。機械的な事を調べてみれば男のロマンたっぷり。個人的にはフォッケウルフのエンジンを作っていたイメージが強いので「分割式のタンク?航空機の技術ですか!」と1人で2度美味しい内容。車重バランスが50:50だそうで、重量配分も航空機には重要な要素。このこだわりが雪道での走りにも影響を与えるそうです。

マークもプロペラをイメージしてるらしいですしね。Fw190の機体自体はフォッケウルフ社が作ったんでしょうけどね。

こんにちは。ますますグングンモジュール店主です。また戦争話の日記を書こうかと思ったんですが、ちょっと遠慮して機械の話にしました。というか今日も工業話の出来るお客様と楽しい話が出来たので見た目以上に上機嫌でございます。やっぱりエンジンの話をするなら圧縮比、馬力じゃなくてトルクとギア比の話がしたい訳なんですよ。そこに音楽の話が加われば一体何屋?という会話が広がる訳です。

今日はロードスターのお客様もご来店になり、タイヤのサイズやらロータリーやらの話が出来ました。車はエンジンの納まり具合や各機械の配置も旨みの1つですからボンネットを開けるのも楽しいですね。バイクの場合はエンジンの造形美とフレーム形状、あとは各パーツの大きさと配置でルックスが決まりますから、ある意味機械が丸出しで判りやすいです。車は意外に高そうなホース類や見えない所のこだわりを見ると、より満足度が高まります。

まぁ、車や機械の話をすると大体最初は「えっ?何急に?」って表情をされるんですが、優しく話し相手になってもらるので嬉しいです。

接客しないで話し相手になってもらってる状況はどうかと思いますが。

そしてBMWですよ。調子に乗って「いやぁ、フォッケのエンジンがですねぇ・・・。」と話しても通じないに決まっているんですが、フォッケとかフォッケウルフという単語を口から出す快感というものもありまして、もちろんそれは栄・誉・熱田・金星という単語を口にする時も同じな訳です。文章にしているだけでアガってくる何かを感じるほどですから。

機械って素敵ですねぇ。というか、造形美に敏感になっているようです。

天山の垂直尾翼も良いし、隼の蝶型フラップ、疾風の後方のライン、5式戦のカウル~主翼の空力設計、古いバイク、建築物、楽器・・・とにかく見た目と機能性の両立を目の辺りにするとヤバ過ぎる訳ですよ。

存在する事自体が美しい・・・。なんかメルツバウが聴きたくなります。