趣味的考察2009/11/13

ちなみに秋水の開発には加藤千世さんという女性の学者さんも加わってました。
サブカル・アングラ話が好きなお客様も多いせいか、何度か耳にした話があったので店主なりに考察してみました。専門知識も無く検証も出来ませんのであくまで素人の個人的な見解です。

つまるところ戦闘機話な訳ですが、「第二次世界大戦時のドイツ軍戦闘機が水で飛んでいた?」という質問に対しての考察になります。おそらくドイツのメッサーシュミットMe163、日本軍の秋水というロケット推進式(ジェットじゃないところがポイント)の戦闘機が噂の発端ではないか?と思います。秋水の開発経緯に関してはオススメの漫画「戦空の魂」がなかなか解り易いです。自慢話を加えると、店主は両機共現物を見たことがあります!

こんにちは。久々に履いたドイツ軍特殊部隊用ブーツの足音に高揚気味のモジュール店主です。足音が小さくなるような工夫がされているので歩くのが楽しいです。最近は気分じゃないので着ることが少ないですが、機能の恩恵を受ける時ミリタリーウェアーは満足度がグッと上がります。そういえば、祖父が言うには旧日本兵の帽子についた垂れ布やスネに巻くゲートルもなかなか良かったらしいです。ちなみに小学生の時、戦時中に祖父が使っていたゲートルを巻いて登校した事があります。

さて、お待ちかねの戦闘機の燃料の話ですが、ロケット推進式戦闘機の燃料が何故水なんだ?という話です。個人的にはMe163や秋水の燃料に過酸化水素・メタノール・水が使われていたからではないかと思います。水はもちろん、過酸化水素やメタノールも化学反応を起こすと酸素と水になりますから、それで「水で飛んでいたのでは?」となったのかな、と。

ちなみに相当有毒な液体ですので、体に付着すると溶解してしまいます。過酸化水素の薄いものは衣類の漂白・髪のブリーチ・消毒液として使われていますね。店主も昔髪の色を白っぽくするのに使ったことがあります。ハゲなくて良かった。

ついでに言えばプロペラの戦闘機はハイオク、ジェット戦闘機は灯油(価格は別の話)が燃料です。ザックリですが。日本軍におけるジェットエンジンの開発経緯などの話にまで広げてしまうと更に2倍ほど文章を書くことになるので止めておきます。酸素魚雷の話くらいしたいものですが・・・。

という事で、素人見解ながら都市伝説好きの夢を奪うような話になってしまいました。リアリストで申し訳ございません。