つぎの夜へ2010/01/10

久々にでかい音で聴きたいです。
昨日はスタジオのお客様を見送った後マルクチ店主と飲みに行きました。何度一緒に飲んだかわからないほど一緒に飲んでますが、思い出は消える事無く新しい経験が増えていきますから、あっという間に時間が過ぎていく訳です。1番の財産は身の回りの人。これは間違いないと思います。

こんにちは。これも何度書いたかわからない「二日酔い」のモジュール店主です。飲んだくれた翌朝最初に驚くのは自分の意外にマメな点。エアコンも電気もちゃんと消して寝てました。帰りのタクシーの中で運転手さんと話した会話はあまり覚えてないのですが。

飲んだ後にタクシーで帰るのは結構好きです。運転手さんとの会話も楽しいですし。

さて、昨夜は「少し脱力しよう。」という話もしたのですが、脱力感といえばゆらゆら帝国の評価に多いキーワードです。年々ゆるい音楽が増えていくゆらゆら帝国ですが最近のゆるい感じはかなり好きです。「つぎの夜へ」って曲はリリースされた頃よりも今の方が好きです。単純な繰り返しではない展開と演奏が素敵過ぎます。

ループ音楽のバンドに出会ったのはドイツのNeu!が最初かな?と思いますが、当時は探しても廃盤で簡単には手に入らなかったものです。気が付けば影響を受けたモノをミュージシャンが簡単に口にする時代になり、無料で外に出る事も無く知識を手に入れれる時代になり、メリットは話の合う人が増えたりネットを介して会った事も無い人と趣味の話が出来ること。

ただ、同じような人ばかりが増えてもつまらないですから高度なテクノロジーはたまに疑うようにしてます。便利!と押し付けられても自分には不要だったり、物に人が合わせていけば没個性的でアイディア力の無い人が増えると思いますし、そうなると新製品をひたすら待つという前頭葉不要説のロボトミー人間の世界になってしまうのでは?と。

仮面ライダーも機械の体を利用してるだけですからね。ライダーマンにいたっては片腕だけ機械人間だし。そういえばウルトラマンはなんで地球のために戦ってくれるのだろうか?ステップワゴンが買えるという事は給料もらってるんだろうなぁ。

Neu!の話を出したかったのは、実は今日福井のバンドThe Cheersの音源を聴いたからでした。ところどころ「若いバンドマンの方が良さを解ってくれる部分もあるんだろうな。」と思う要素があったからです。ポップでロック以外の要素も取り入れ、編曲もアイディアがあって面白かったです。もっとストレートなロックを想像してたので嬉しい裏切りでした。

目立たないところで、確実に面白い場が増えています。今年も楽しくなりそうだなと思います。