実家の音源を掘り返してみた2010/11/07

有名なレコード屋で正直「誰なのかわかんね~!」って品揃えでも変に知ってるような顔したりしてね。@ ラフトレード
久しぶりに実家でCDが収まっている棚やダンボールを漁ってみました。ダブやジャズはちょっとスルーしてロックな感じの音を探してみたのですが、「そういえばこんなの買ったな・・・。」と複雑な気分になる国内インディーズモノや海外のバンドが思ったよりありました。20代前半の頃なんて音を聴かずに買うのが当たり前みたいな時代だったのでハズレもいっぱいあったんですよね。

しかし、久しぶりに聴く喜びがあるのは当事のハズレCDなんです。そうそう、たまに店主は食べ物でマズかった物の再確認もしてしまいます。「やっぱり不味いな。」と安心するんですよね。

こんにちは。急に思い出のレコード屋に行きたくなったモジュール店主です。レコード屋の臭いが何の臭いなのかわかりませんが独特な臭いが鮮烈な記憶として残るのは間違いないと思います。臭いに刺激されて買うモードになると言ってもいいかも。店内でかかる音楽に混じってビニールカバーのシール部分を店員さんがビビッとはがす音が聞こえたり、店員さんと親しくなる前はお客さんと店員さんの会話に聞き耳を立てたり、トイレの無いお店だと急な便意に急かされながらCDを探したり。

とにかく「他の何か」の思い出が多いのは間違いありません。

さて、久しぶりに聴いた音源の中で好印象だったのはMx-80 でした。当事聴きたくてもなかなか出会えなくて苦労して買ったような記憶があるのですが、ジャキジャキしたギターの曲からサイケガレージのようなリバーブが効いたギターの曲、スーサイドみたいな暗い曲などいろいろあっていい感じです。個人的には珍しくギターが好きなバンドです。

あと、ソフトボーイズも久しぶりに聴きました。何枚か持ってますがA can of bees はポップさもあって良いですね。初めてサイケガレージに触れた時にシーズやらソニックス辺りと一緒に買ったような気がします。買った当初はクランプスの方がよく聴いてましたが。

あとはザ・マニラ帰りってバンドの音源も出てきたのですが、車の中で聴いてみようと思って持ち出したまま聴いてません。当時は名前買いで国内インディーズバンドのCDを買ってましたから、その中の1枚ですね。ネットでは現在「ポップグループのような・・・」なんて紹介されたりもしてますが、今聴くとどんな風に聴こえるのやら。

音楽の話ばかりで興味の無い方にはつまらないでしょうけど、久しぶりに聴き返す音楽は古いアルバムみたいなものなんです。当時の記憶や聴いていた状況まで思い出してしまいますね。ハイスタンダードのグローイングアップを聴くと真夏にハーレーを買いに名古屋へ行き、男3人で何軒もバイク屋を回ったり宿泊先で風呂上りにビールで乾杯した事を思い出します。

そうそう、ゼロエンジニアリングとかMCペッカーズに行ったのもその時ですね。MCペッカーズは今でも男臭くて少し懐かしいようなチョッパーらしいチョッパーを作ってますね。

連鎖的にどんどん記憶がよみがえりますが、想い出の曲にするための選曲を出かける前にするのも楽しいもんです。そしてCDケースを開けた時に中身が無かった時の絶望感も素晴らしい。

音楽って楽しいもんですね。

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