カルトも身近な良い時代2012/07/01

日米問わずB級映画にはバイク、車、トラックがつき物。
最近B級映画にハマりつつありますが、Hell's Angels on wheels もなかなか面白いです。安心の糞ストーリーにサスペンスドラマばりのチープな特殊撮影。北斗の拳ならザコキャラ決定の野郎共が意味不明にケンカするシーン満載でパンチの効果音は定規で床を叩いたのか?と思えるほどのビックリクオリティー。

しかしながら出てくるバイクや車、背景とファッション等は旧車チョッパー好きや古いアメリカンカルチャー好きなら堪らないカッコ良さ。唐突過ぎるエンディングも滅茶苦茶カッコいいです。

暇で物好きの方にはオススメです。パンヘッドカッコいいなぁ・・・。

ディグダグレコード2012/07/05

ベックは普通に良かったです。
実家から発掘したアナログな面々。正直持っていた事を忘れていました。久々に聴いたら、なかなか良いですねぇ・・・。思い出と相まってグッっときてしまいます。

しかし、音楽には当時の雰囲気が詰まっていますね。体験者が当時を思い出すからなのかもしれませんが・・・だったら後々の為にも今を精一杯体験した方が楽しいかもしれません。

この辺の音源を漁っていた頃は、肉体労働をしつつ月初めに古着と音源にお金を突っ込んで一瞬で貯金残高が数千円になり、挙句友人宅で酒を恵んでもらい、食うにも困り変色したバナナでしのぎ、数少ない快楽が遊び仲間にオススメのインディーズバンドを薦める事だったという遅れてやって来た青春の日々・・・。

バイクの故障と車検がハードル高過ぎてやってらんね~よと思いながらも、後にメジャーデビューしていったバンド達の駆け出しの勢いを感じるライブに掛替えの無い愛車に跨って向かう高揚感。そしてライブ後に絶好調のバイクで加速する時は翼があったら空を飛ぶんじゃないか?と思うほどの快感。

臭すぎるほど青臭い時を経験するのは非常に良い事だと思います。

しかし、その後インディーズ→メジャーがブーム化する頃、音楽以外でもパクリが横行して右へ習えの世の中に「蜘蛛の糸」のカンダタばりに嫌気が差してバングラディシュへ行く事になるのですが。

次のライブは・・・2012/07/12

金沢の友人も誘っちゃおうかしら?
8月は3回もライブがあるthe jongha ですが、
最初は5日(日)のBO NINGEN 来日ツアーです。

BO NINGEN、その他の対バンから沢山刺激をもらえそうです。

なんだかんだで楽しい夏になりそうなのが
ちょっと照れ臭くもあります。

男三代埃まみれ2012/07/14

最近実家にあるガラクタを処分しています。持ち主は曽祖父母で主に昭和初期の物が多いのですが、見た事も無いような物がどんどん出てきます。昔の人のやる事なので、丁寧に新聞でくるまれた物もあるのですが、これが凄く興味深い!

大東亜戦争直前の新聞が何枚か出てきたのですが、皆さんご存知の征露丸の広告や当時の週刊誌の広告をはじめデザインが秀逸な広告の数々と「電撃戦」でお馴染みのドイツ軍によるポーランド侵攻の記事や戦争突入半年前に書かれているアメリカの強大な国力を普通に紹介している記事。当時の一般向けのメディアの情報と一般人がどういった情報を見ていたのかが見て取れます。

じっくり読んでいる暇も無いので保管して作業を続ける事になるのですが、祖父・父・店主の男三代で協力して曽祖父母の遺品を今更ながら整理するのは感慨深いものがあります。

大きな箱を抱え込んで高い所から下ろす店主、器用に縄を使い背負って運ぶ祖父、話し声が1番多い父。そんな方法で運べるのかと感心して祖父に話しかけると「え?やり方知らんの?」と困った顔で答えます。

要らないから捨てろと言う父、使うから運び出すと言う祖父、使うから置いておいてくれと言う店主・・・で放置される木材。

要らないだろ?と尋ねる父、面白いから残すという店主、昔話を始める祖父。

男同士は会話するより黙々と単純な共同作業をしている方が良い事があるのかもしれません。バンドもちょっとだけそんな要素があるかも。

何にしても驚きなのは祖父と父が働き者なところ。


とりあえず、保管したい物は古い新聞を外し今の新聞で包み直して保管しようと思います。将来誰かが手にした時、この整理整頓と今の世の中を伝える為に1つ悪戯をしておこうと思うからです。将来手にする人が、昭和初期の物が平成24年の新聞に包んである意味に気付いてくれたら嬉しいです。

バッカナルのCD購入2012/07/22

缶バッヂが良すぎる。
今日は大阪からの珍客とバッカナルS氏がお店に来てくれました。そして、ちょっと前に「出るよ!」と宣伝していたCDを持参していたので1枚購入しました。

店主的には動画も話題のスーパーバイクはもちろん、3曲目「レイコ」、5曲目「どん底」、6曲目「なにものでもない」、8曲目「目をさませ」を気に入りました。8曲入りのCDなので、なかなかのヒット率ですね。

最近坂本慎太郎氏のソロUS盤をよく聴いていますが、以前よりはサッパリした音楽というか、音楽世界に引きずり込まれるよりは音楽の世界が楽しめるようなムードの音楽が気分です。

・・・しかし、最近探しているのはウォーレンGの初期やアイスキューブの90年代前期のオリジナル盤だったり、やっぱりコルトレーンだったり、最近のミニマルハウスだったり・・・。

自分の気分がよく判りませんが、レコードがどんどん増えていっているのは店を見れば明らかです。