ナマで踊ろう2014/06/01

原爆のキノコ雲をジャケットに使うあたりもね。
何人かのお客様から「聴きました?」とメールをいただきましたが
坂本慎太郎氏の新作は当然発売日に購入しております。

最近個人的な感想みたいなものをネット上に記す事に抵抗がありまして
こんな事別に書かなくても良いかな?とも思ったのですが
どうせ誰も見ないだろうという事に気付いて書いてみました。

坂本氏の音楽は勿論ですが、
個人的にはインタビューが非常にツボで
坂本氏の記事が載ってる雑誌は結構買っていたりします。

ミュージシャンのインタビューとか私生活みたいなモノには基本興味が無いのですが
坂本氏のモノはいつも共感できる事が書いてあるのでホッとします。

芸術作品などに共感すると
孤独が紛れるというか、自分を肯定できるのかもしれませんね。

最近はCDもLPも買っている坂本氏の新作。
音楽的な事は今時Youtubeででも聴いて判断してくれってな感じですが
ポップなメロディーにつられて口ずさんだら大変な事を言っていた、ってな事になりかねない作品。
上辺に騙されて無意識にそれに触れてしまうというそれではなくて
知ってたはずなのに途中で「しまった!」と気付くような後味が悪い行為みたいな・・・

しかし音楽ってもともとそんな要素があるのかもしれませんね。
共感するとか理解するっていう接し方が好ましい音楽もありますが
言葉という意識を持たずにパンクロックの歌詞を口ずさんで
気が付いたら「ノーフューチャー」だの「子供をバットで殴ってやれ!」と言ってしまったり。

この数日毎日これを聴いていますが、聴くほどにどんどんハマりますね。
たまにスチールギターのハワイアンを聴いたりもしたのでサウンド的にも好みですが
ドラムやベースも丁度良いし、欲しい物だけちゃんとある感じが良いですね。
ちゃんとあるってのが本当に大事なんです。

そろそろ自分の面倒臭さが自覚できる歳になってきたので
こういう自分にピッタリなモノを他から与えて貰える喜びったら無いですね。
その分自分が気持ち良く居る為に必要なモノは明確になってきましたが。

そんな事を言っていると、冒険心が無くなった(笑)なんて言われたりもするんですが
どちらかといえば過去に冒険だと思っていた事が日常になっただけですね。
釣りをしていて、どんどん細いラインを使いたくなる時の気持ちに似ているかもしれません。
ただ釣るんだったらもう簡単だし、変な仕掛けで細い糸使ってみたり。
子供の頃は釣竿の先だけで釣りしてた時もありました。

全く関係ない話になってしまいましたが
結局のところ坂本さんと一緒に年を取ってるんだな、店主は。
年の差は結構あるってだけ最後に書いときますがね。