月の明かり縺れる足 酔い痴れて帰る帰り道2015/05/15

先日は名古屋で学生の頃の友人達に会ってきました。

仕事で名古屋に来た者も、わざわざ足を運んだ者も、
名古屋が地元な者も、名古屋に移住した者も事情はそれぞれ。

最近学生の頃の友人に会うのが凄く楽しいです。
自分のやっている事が二十歳前後の頃に戻っている事もありますが
20年経って今までの時間の流れを素直に受け入れられるというか
ちょっと普段の事は横に置いておいて話せるというか。

でも、示し合わせたように皆の服装が学生の頃っぽかったのが
なんか今の気分やタイミングを表しているような気がしました。

別の道を歩んでいるんだなと思いつつも
やっぱりスタート地点が同じだと仲間意識が消えることは無いのかな?
俗に言う同じ釜の飯とかってこんな感じだろうか?

実際随分立派になった現状よりも
ジャージ姿で異種格闘技戦に出た事の方が輝いていたり
今の肩書きよりも昔と変わらない優しさに惹かれる。

それにしても最近身の回りの人達が本当に優しい。

仲間達と会った翌日に、とある資料館に行きましたが、
途中道を丁寧に教えてくれた方も、
たまたま(?)見かけたF-2戦闘機からカメラを構えたマニアに手を振るパイロットも
本当は休館日だった資料館を開けてくれた方々も
資料館で説明してくれたり偶然居合わせた関係者の方も
とにかく家族や古い友人だけでなく、
ご縁のある方々や視界に入る人々が凄く優しいです。

それが本当にありがたく思えるので
逆になんだか心配になるくらいです。

あ、でも、とある大型スーパーでは小さな子供に
「怖いおじさんがいるから早くあっちに行こう」と言われました。
革ジャンのせいかと思いましたが、
彼女も大人になれば
本当に悪い人は意外と悪そうな見た目ではないと気付くでしょう。

もし、革ジャンのおじさんがトラウマになったらごめんなさい。

久々にあった友人たちの期待を裏切らないよう
今日もせっせとバイクの修理をしていました。

これからもバンドを続け、レコードを買い漁り、
酒を飲んで、旅行に行き、

たまに会った時に相変わらずだと思われたら、それで良いかな。