柔らかいスウェットシャツ2018/04/08

突然寒さが戻りアラレも降ったりしてますが・・・
デンマークのミニマムのスウェットシャツです。
インナーで着たり1枚で着たりで重宝するスウェットですが
アメリカのチャンピオンの頑丈なスウェットと人気を二分するのが
薄手だったり細身で柔らかい着心地のヨーロッパのスウェット。
シンプルなデザインでコットン100%の間違いない一品。
価格もチャンピオンより抑えられていてコスパ高いです。

Misfits2018/04/11

最近RAMONESに並んでギターの課題曲にしてるのがMisfits。
Misfitsと出会ったのは18歳か19歳の頃でしょうか・・・

その当時も今もレビューで必ず書かれるのが
「見た目で偏見を持たずに聴いて欲しい」というキーワード。
デビロックと呼ばれる独特の髪型や
アニメファンのダンジグが着ているハーロックTシャツをはじめ
トレードマークのドクロやマッチョでドクロメイクのメンバー・・・

確かに見た目はパンクやロックとはちょっと色目が違うし
ジャンルも何故か他のバンドでは称されない「暗黒ホラーパンク」。

しかしながらポップなメロディと印象的なコーラス
走り気味に聴こえるテンポ感の曲や
意外と歌も上手いし!とクスッとなってしまうボーカル
ピッキング云々どころか歪んだギターをコードチェンジの時だけ弾いていたり
今聴いてもなんだか楽しくて嬉しくなる楽曲が沢山。

ライブの映像も楽しくて、初期のライブなんて色々メチャクチャ。

店主のバイクにもMisfitsのステッカーが貼ってあるのですが
20年後もこのバンドが好きだとは当時思わなかったなぁ(笑)

丁度再結成ライブもいい時期に観れたのですが
RAMONESに並ぶ楽しいライブでした。
オーディエンスの上を転がりながら
当時のボーカルと手を握り合ったのが良い思い出。

しかし今になってギターをコピーしてみると
RAMONESもそうですが、ちゃんと楽曲が考えられてる!
シンプルだけど工夫があって、それがちゃんと利いている。
自分達の楽曲に愛情や思い入れや真剣さがあったんだろうなぁ、と。

真面目でちゃんとしてるモノって凄く好きです。
それは完成度とかテクニックとか品質の精度ではなく
本来やるべき手間をしかるべき時間をかけてやってるモノ。
そこに作者の思想や愛情が見えると最高ですね。

作者の愛情や真剣さが見えないものは
やっぱりユーザーが長く愛するにふさわしいとは思えない。
逆に言えば、長く愛する事を想定していないものは
作者もお手軽に作ってそれなりのものになるのでは?と思います。

CRASSのTシャツ入荷!2018/04/13

版権やら仕入先の消滅で長く入荷できなかったアイテム。
ご要望が多かったので色々ルートを探していたのですが・・・。

今年はどうにか確保できました!
お探しの方はお早めにどうぞ。
価格は¥4,212です。

イングランド製のバイカージャケット2018/04/18

バーブアーやベルスタッフでおなじみの
オイルドコットンを使用したバイカージャケットです。

ここ数年バーブアーの人気が国内外で高かったので
この手のジャケットを目にする機会も多かったのではないかと。

メーカーは上記2ブランドより知名度も低いですが
UKっぽい伝統的なジャケットを何種類も作っている模様。
生地が薄手でオイルがそれほど使用されているわけでもなく
バイクに乗らない方もシャツジャケットのように当分使えそう。

チェック柄の裏地と内側にポケットが1つ外側に4つのポケットがあるので
バイカーにとっては夏でも重宝する一品だと思います。

暖かくなってくるとバイクに乗る時シャツだと物が持てないし
パンツのお尻のポケットに財布を突っ込むのもなぁ・・・と
冬用のジャケットを脱いだ途端に物をしまう場所に悩むもの。
だからといって良い感じのバイク用のバッグもなかなか無いし・・・。

以前取扱をしていたバーブアーのインターナショナルに比べれば
もちろん生地の厚みやオイルの耐候性に加え
ライナーを追加して防寒性を高めるなどの発展性もありませんから
そちらがお好きな方には激しくそちらをおすすめしますが
価格が半額、イングランド製、十分な機能で夏まで安心、
ボタンやジッパーや裏地など愛用するに十分なチャームポイント付き。

価格はまだ計算できてないのですが、2,1000円位の予測です。
ドルほどポンドが上がってないから助かります~。

こちらは現物を見てみたいと思い私物として取り寄せた物なので
もし御購入希望されるようでしたらご連絡ください。

ザ・ケルン・コンサート2018/04/19

先日の定休日の朝、いつも通り次女の登園の支度をしていました。

朝音楽をかける時は結構選曲に悩んだりするのですが
最近次女もピアノ教室に通い始めたということもあり
久しぶりにキース・ジャレットの名盤「ザ・ケルン・コンサート」をかけました。

ピアノの音が流れ出した瞬間に次女が「綺麗な音楽ね」と言うので
キース・ジャレットやジャズについて少し話したりしつつ
密かに時間を気にして焦りながらも穏やかな朝を演じていました。

この日は気温もそんなに高くなく午後は雨の予報。
あまり積極的にバイクに乗ろうと思うコンディションではないのですが
なんとなく敦賀のバイク屋さんに行こうと思いました。

次女を幼稚園に送り届け自宅に戻り家事を済ませた後
やっぱり天気が今ひとつなのと
車高を下げた愛車には海岸沿いの道が苦しいのと
8号線のハイペースな車が後ろについたら嫌だなって気持ちがあって
やっぱり止めておこうかなと布団を直したばかりのベッドに寝転んで
天井板の木目をぼんやり見ながら迷っていました。

しかし思いついたことはやらないと気がすまない性格ですから
一発奮起して敦賀に向うことにしました。

行けば行くほど寒くなる道中と
案の定サイドミラーに常に大阪ナンバーのトラックが映る展開。
楽しいツーリングとは言えない気の抜けない道中ではありましたが
無事目的地に到着・・・。

丁度入口で作業されていたバイク屋店主に挨拶をすると
ちょっと驚いた顔の後に「ちょっと相談したい事があったんですよ・・・」と
意外な言葉が。

店内にお邪魔した瞬間結構な音量で流れていた音楽は
なんと今朝聴いていた「ザ・ケルン・コンサート」。

実は今朝娘と聴いてたんですよ、と言うと
驚いた顔をしてすぐに「キース・ジャレットあんまり聴いてる人居ないですよね?」
と嬉しそうに話すところからどんどん音楽の話が進んでいきました。

若い頃は共通点を探るような会話をすることが多かったように思いますが
最近は個性や違いがあって当然と割り切っているので
違いの中から共通する部分で共感共鳴する会話が増えている気がします。

お忙しいようだったので、しばらく話して帰ることにしましたが
午後に次女を幼稚園まで迎えに行くには調度良いタイミング。

店先でバイク屋店主の見送りを受けながらキック一発で始動。
オイル漏れやキズやサビだらけの車体ではありますが
バイクの調子は今までで1番の絶好調。

帰り道は前後の車を意識する事もない穏やかさでした。

娘と食卓に座る瞬間の自分の気持と
バイク屋店主があの曲を選んだ瞬間の気持ちは近かったのかな?
何を思って選択肢の中からあのアルバムを選んだのかな?

色んな事を思いながら、やっぱり冷たい風にさらされる道中でした。

思いがけない所や思いがけないことがリンクする。
こういう驚きで感動するためにも
やっぱり色んな事に触れて自発的な行動も起こさないと・・・。

今年の春は、やっぱり夜明けのような
ちょっと良い感じで物事が動き出す、そんな春です。