月夜の晩のパシュート2018/04/30

昨日は期せずして夜のショートツーリングとなりました。
お店に2台のハーレーで乗り付けられて、今から走ってくるって言うんだもん、
これは一緒に走るしかないじゃないですか。

真っ暗なバイク置き場からそーっとバイクを運び出し
街灯すらない真っ暗な小道の脇で素早くエンジン始動!
暖気もせずにちょっと高めにしたアイドリング状態で移動開始!

速やかに自宅周辺を出発し、エンジンを止めて惰性で帰宅。
動力付きの乗り物で深夜に自宅周辺を出入りする時の基本ですね!

しかしながらこんな年になってそんな事することになるとは・・・。

集合するも行く宛もない思いつきのツーリングですから
先ずは行き先を決めてガソリンの給油から。

国道に出てからは車列の流れよりちょっと速い位で巡航運転。
ちょっとだけ排気管の高さを上げたので以前より曲がりやすくはなりましたが
相変わらずの愛車は車体を傾けると時折火花を散らします。

それよりなんせ昔に比べると身体に当たる風が辛い!!!
重いハーレーの車体を足で支えるのが大変になりサイドカーを付けるとか
フルドレスの風防や荷物入れが付いたフカフカのシートの車体を選ぶとか
若い頃はさっぱり解らなかったジジイの気持ちが解りつつあります。

あのライト類も周りの車に気付いてもらいやすいようになのかな・・・?
自分の運転の無茶よりもらい事故が怖くなってきた今ならちょっと解る。

深夜に国道を走るなんて本当に久々でしたが
久しぶりに走る2人の背中を追いかけながら
冬季五輪で店主もまんまとのせられた
スピードスケートのパシュートを思い出していました。

最初競技を見た時、なんで3人で一緒に走るんだろう?と思いましたが
昨日は自分達が何故3台のバイクに別れて走るんだろうと思いました。

まーそれは理由のほとんどが目的地で遊ぶ相手が欲しいって事ですが
バイクや音楽などの話をしているうちにあっという間に時間が経ち
慌てて帰宅するという事になってしまいました。

野暮な話や苦労話をする必要もなく
それでいてお互い察するものがある会話って素敵。

帰りの国道での別れ際
追い抜きながら手を振ると
全くこっちを見ていない!

男達の別れはこれくらいで丁度良い。