URAMONESのレコーディング2018/12/09

5年ほど活動してきたRAMONJU→URAMONESですが
自分達の勉強の為レコーディングをすることにしました。

おそらく初レコーディングのメンバーもいるだろうと思いますし
バンドに興味の無い方には縁の無いレコーディングという作業。
やった事のある人にしか解らない、この地味で結構ストレスな作業は
自分の演奏が丸裸になったかのように思えて客観的に分析するには最適。

プロとかもっとレベルの高い人にはそうでもないかもしれませんが
今まで何バンドかで経験したレコーディングは自分にとってそうでした。

レコーディングスタジオでエンジニアに録ってもらう時には必要のない
マイキングというマイクを立てる作業も一人でやらなければならず
プロに頼んでもドラムのマイキングに1時間程かけたこともあるので
一人でベストな位置と角度を探してマイクを動かしては録音を繰り返し
手元の機材ではこれがベストかな?と思える状態になった時には
スタジオに入ってから1時間ちょっとが経っていました。

とはいえレコーディングスタジオに比べればマイクも少なく
20年程前に貸しスタジオでセルフ録音した時より簡単でした。

ちなみにネットの情報を参考に色々試してみましたが
当スタジオではアメリカのエンジニアのやり方を参考にした
今までやってきたやり方が一番良い音で録れるようでした。

課題曲は2分前後のRAMONESの曲を2曲だけ。
それでも微調整をしながらの一人作業では更に1時間かかりました。
まぁ、セッティングが終わればあとは録音するだけなので
曲数が増えても等倍で作業時間が伸びる訳ではないのですが・・・。

録り終えた後は軽く音質の調整をしてみましたが
ちょっといじるだけで結構良い音になったので良かったです。

しかしながら、音の不安定さや多少のリズムの揺れが気になって
やっぱり筋力と持久力がなくなっているなと再確認できました。
今までと同じやり方では今までのように叩けなくなっているんだな、と。

あとはベースとギターの録音をしてからボーカル録り。
このボーカル録りではRAMONESもやっていた手法を試す予定。
そしてRAMONESのファーストアルバムの40週年記念盤を真似て
あえてモノラルで仕上げていこうと思っています。

この音源を公の場に晒すことは考えていないのですが
自分達の課題や弱点が再確認できて
今後の活動の参考になるのでは?と期待しています。

あとは、いずれ活動できなくなる事を考えると
記念に録って形にしておきたいというのもあります。

あとはレコーディングの後の
ミックスダウンとマスタリングという作業があるのですが
これを一人でやるのは初めてなので楽しみです。
THE JONGHAでも他のバンドでも一番難航した作業ですが
自分の思い通りにできるのは初めてなので
いい感じに仕上げれたら良いなと思っています。

今年の仕上げにふさわしい作業になると思います。