バカンス帰りの気分です。2020/05/23

さて、休業要請期間も終わり営業再開しております。
スタジオはしばらくの間2日に1組バンド練習のみの予約受付となります。
新型コロナウイルスの様子が落ち着いているようでしたら
6月から通常通り予約を受け付けますので
今後もよろしくお願いいたします。

さて、

自宅でのんびりする時間が増えて気がついたことがありまして・・・
店主が愛用している英国の某メーカーのスピーカーは
外装がローズウッドの突板で作られており
オーディオ機器やレコード盤を収めているラックは
これまたローズウッドの無垢材でできております。

ソファに座りレコードを聴きながらジーッとスピーカーとラックを見る。
我が家に来てから10年ほど経ったスピーカーとラック。
我が家に来た時よりもラックは赤みが落ち着いて
周りの松の柱や欅のドアや梁の色に馴染んできたように思います。
スピーカーの色は来た時とあまり変わっていないようで
周りからは若干色目が浮いている様子。
しかし気になるのは光が浸透するような発色をしないこと。

突板は表面にスライスした本物の木を貼ってありますから
感触や見た目は本物の木のような風合いの材料です。
スピーカーに使うのは音の個体差が出にくいようにでしょうけど
(右より左のスピーカーの方が鳴りが良い!とかじゃダメですから)
ドラムのように合板の仕様で音作りするためかもしれません。

しかし無垢材の中まで浸透するように光が入るような色目は
やはりスライスした薄い木が貼ってあるだけでは出ないのでしょうか。
ちなみにプリント化粧板と呼ばれる木目が印刷された仕上げの物は
斜めから光の当たっている所を見れば白く反射するので遠目でもすぐにわかります。
無垢材には、色というか光沢というか、とにかく深みがありますね。

その違いを見比べながら思ったのは
人の目って表面に反射する光だけじゃなく
光の浸透も感じるんだな、と。

人の目って凄いなって。

ただ、ゆっくり見たり感じたりする時間がないと気が付かないのかな?

感度良く生きるためには、やっぱり時間は大切だな。

そんな風に思いました。

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