短い夜はドラマを観て過ごしてます。2020/07/05

最近早く帰れる日は寝る前に自宅でドラマを観ています。
「傷だらけの天使」という超有名なドラマですが
実は昭和の日本にまるで思い入れのない店主は
あえてというか、そうなるべくしてというか、
とにかく今まではまるで興味がありませんでした。

観始めても最初の何話かは予想通りの昭和のユーモアセンスと
今見ればレトロな当時最新のチープでハリボテのような内装の雑居ビルと
コシのない足回りの国産車が繰り広げる安っぽいカースタントと
無駄に叫んだり絡み合う男女のシーンが全く受け付けられず
我慢する忍耐力と時間の無駄になりそうだなと思っていました。

しかし何話か観ていくと
突然ショーケンがカッコ良く見え始め
派手なアメ車やイタ車も登場して
ストーリーも一筋縄ではいかない展開になり
映画のような見ごたえを感じるようになりました。

詳細や詳しい感想は割愛しますが
ドラマの影響でアジア人男性のカッコ良さについて考えるようになり
最近の店主の洋服選びにも影響が出始めました。
もちろんファッションとして服装を真似るとか
そういう単純な行為に繋がるのではなく
メディアで白人やハーフタレントが多用され
変に若作りした中年タレントばかりが目立つ時代に
アジア人の中年男性として参考になる要素があるように思えたのです。

実はアジア人男性のかっこよさについては
今までも中国や台湾の知人から感じることはあったので
このドラマの次は中国や台湾の映画も観てみようかな?と思います。

オンライン旅行なんて新しい言葉が産まれているようですが
文化的精神的な影響を受ける為に国を跨ぐのは
元々旅行に行かなくてもできる事なのでおすすめですよ。
自分を変えるのは必ずしも現地のリアルではなく
理想とイメージと憧れの場合だってあるのですから。