COPY2021/04/12

タイトルはイギリスのラフトレードから発売された日本のバンド
プラスチックスのファーストシングルのタイトルより。

ギターに興味を持ってから不思議に思い続けていたのは
「何故ギターは世界中にコピー商品が溢れているのか?」
ということでした。

いろいろなコピー商品が溢れる日本においても
ギターやベースはほとんどがコピー商品という感じで
大昔に作られたから知的財産としての権利が消滅してるのか
あるいは楽器のデザインにそういった権利が元々無いのか
単に真似をする企業や個人の意識の問題なのかは分かりませんが
フェンダー、ギブソン、マーチンと同じ形をしているのに
別の大手メーカーが○○モデルとして堂々と販売して
場合によってはリスペクトの結果だという意見まであります。

ワーゲンのビートルやロシアのUAZやラーダみたいに
古い物がそのまま作り続けられて新品が買える話は好きなのですが
そういう視点で見てもコピー商品にはまるで魅力を感じません。

コピー商品にもライセンス品にもうんざりするので
できれば思い入れのある当時の物を
無理なら直系の現行品を買うようにしています。
そして、できれば本国から直輸入で。

この辺はユーザーや市場のモラルの問題みたいなところもあるので
以前より本物が手軽に買える今の時代からそれ以降にかけて
若い人達が本物志向になってくれたら良いなと思っています。

RAMONESのスーパーコピーバンドをやっていた店主が言うのもアレなんで(笑)
URAMONESは絵画で言う印象派のようにイメージに特化して
恐山のイタコのように再開を疑似体験してもらうエンタメであって
モノマネやそっくりさんでもなく他人のフンドシで相撲をとるのでもなく
「若い時に観たRAMONESのライブを思い出したよ・・・」との感想をいただいております、
という一言を付け加えさせてください(笑)

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