懐かしい音2010/01/11

ジャケのデザインもどうしようもなく「時代」。
高校生の時に聴いていた思い出の曲が久々に聴きたくなったので再購入しました。DJ Jazzy Jeff and the Fresh PrinceというアーティストのHomebassというアルバムなんですが、懐かしいなという思いよりも当時聴き取れてなかった音の多さに驚きながらドライブしてました。

おススメする作品というより自分のアルバムのような感じです。写真を見返すことはほぼありませんが、音の思い出は時々振り返ります。新しい発見が必ずあるので勉強になりますし。

こんにちは。まとまりの無い耳を感性で繋ぎとめてるモジュール店主です。開拓者好きの店主ですが、音楽に関していうと「開拓者」がリスナーウケをあまり意識してなさそうというのも魅力の1つです。とはいえ作品としてリリースされているので意識もしてるんでしょうが、意識してる相手が限られているというか。

最近難しい事を考えながら音楽を聴く事は少ないですが。

「ホームベース」というこの作品が発売されたのは1991年ですから、店主が高校1年の時ですね。今と違って試聴して買うなんて事も難しかった頃ですからくじ引きでもするかのようにCDを買って緊張しながら音を聴いたもんです。時々始まった瞬間に「おわっ!」と言いたくなる位すでにダサい音楽もあって、後悔しながらCDラックの出しにくいゾーンへ置いたものです。

ボアダムズも高校3年の時に買ってすぐ出しにくいゾーンへ入りましたが(笑)23歳の時に最前列に来たので、音楽の好みなんてわからないもんですね。

真新しい自転車でカセット式のウォークマンから再生されるDJ Jazzy Jeff and the Fresh Princeを聴いていたあの頃、18年後に車を運転しながら同じ曲を聴いているなんて想像もしなかったです。

DJ Jazzy Jeff and the Fresh Princeについては正直プロフィール的な事も知らず、DJがなんか凄いというのとFresh Princeが後にウィル・スミスという役者になっていた、という事しか知りません。Hip HopはウォーレンGのファーストが出た頃にしばらく離れたので映画のインデペンデンス・デイのウィル・スミスという俳優がFresh Princeだと知って驚いたものです。

しかし世間の評価とは無関係の思い出の音ですが、店主がジャズピアノがカッコイイと思ったのはこのアルバムのサンプリング音が最初ですね。淡々としてて変に威張っても無いので今聴いても上質なポップスだとは思いますが。

今でもたまにあえてジャケ買いする事もありますが、音が鳴り始めるまでの緊張感が良いです。ハードコアのライブも始まるまでの緊張感が良いですね。10代で経験するのがベストですが。緊張しながら聴くのと、つまみ食いしてワンクリックで音楽に触れるのとは違いますから、たまには中古でもいいからジャケ買いするのをお勧めします。

DJ Jazzy Jeff and the Fresh Princeについてはヒップホップに抵抗の無い方はYou tubeででもチェックしてみてください。Smmer Timeとかゆるくて良いですよ。