リレー2010/06/17

最初の聖火リレーの行われた1936年のベルリン五輪。
当店スタジオの喫煙スペースにはバケツが置いてあって、その中にメダカが数匹います。元々はお店を始めて最初の夏、火鉢に水を張ってスイレンとメダカを入れておいたのですが、火鉢にヒビが入ったのに加え店の外ではスイレンもメダカも越冬できない為バケツに移す事になったのです。

もう丸3年いる訳で、メダカが2匹死んでしまいましたが。残っているメダカもいつどうなる事やら。

こんにちは。浮き草の品定めに悩んだモジュール店主です。残念な事にスイレンも3年目の冬に枯れてしまい、メダカの隠れ場所が無くなっていたので水草を買いに行きました。植物の事は全く判らないので最初に行ったホームセンターの売り場担当の方が親切で嬉しかったです。容器のサイズを伝えると「すぐ増えるので少しにした方が良いですよ。」と言いながら良さそうな物を選んでくれました。

実は浮き草を買いに行ったのには2つ理由があって、メダカが卵を付けていたから卵を産み付ける場所を作るという理由でもあったのです。バケツに水草を浮かべ、早く卵を産み付けないかなと期待していたのですが、なかなか産み付けません。2日後にバケツを覗いてみたら浮き草の根に卵を産み付けていたので急いで別のバケツに浮き草を移しました。

こうしないとメダカは自分の卵とか稚魚を食べてしまうんですね。

今までにも稚魚が泳いでいるのを見たんですが、夏の暑さで死んだり親に食べられてしまったりで大きくならなかったんですよね。

もう3年以上狭いところで飼育したメダカですから、せめて子孫を残してやりたいなと思い今年はちゃんと卵を隔離して孵化させたいと思ってます。恐らく今居る2匹はオスメスのつがいなので卵が受精卵だと良いんですが。受精卵なら1週間位で孵化すると思います。

ところで、意外に思う方も居るかもしれませんがニホンメダカの染色体の数はヒトよりも多いんですね。48(ヒトは46)個あるわけですから、今居るオスとメスの染色体を24個ずつ受け継ぐ訳です。

2匹の雌雄のベストと思われる選択で生まれる子孫たちは、親メダカの命の代謝によって進化を遂げた最新型のメダカ。メダカがいつから存在するのか知りませんが、途切れる事無く続くリレーがあって店のメダカの存在があるんですね。なかなか感慨深いです。