URAMONESで北京に行ってきました。2019/04/22

URAMONESとしては台湾に続いて2度目の海外遠征。
北京に行くのはJONGHAで行ってから2年ぶり。

朝に名古屋を発つ飛行機に乗るため
中部国際空港近くのホテルに前泊する予定でしたが
同行者が1人仕事の都合で大幅に遅れるという予想外の展開。
結局ホテルに着いたのが午前3時前という
結局前回のJONGHAの時同様寝不足必至のスタートとなりました。

2時間ほど寝て集合し空港へ向かい手続きを済ませ機内へ。

飛行機や車の中で寝れない店主は寝不足のダルさとの戦いでした。

4時間弱で到着し、ホテルで休憩してからリハーサルへ
などと気楽に考えていましたが、入国手続きや荷物の受け取りで手間取り
空港を出たのは結局到着から2時間ほど経った頃・・・。
もし今後も海外遠征をするのなら、
この辺の段取りは良くしたいと思いました。
なかなか旅慣れるのは難しいとは思いますが・・・。

タクシーでホテルに着いた時には現地の世話役シューさんや
東京から来られるゲストの2人との集合時間ギリギリ!

バンドのツアーでは何かとスケジュールがタイトになりがちで
名物等を食べたり観光する時間はおろか
リハと開場時間の合間に急いで近場で食事をしないと
食事すら満足に食べれない日もあるぐらいです。
観光したついでにライブまでできて・・・なんて思われがちですが
観光したければライブ翌日に丸1日オフを設けないと無理です。

それでもアメリカツアーで食事抜き徹夜で飛行機移動に比べれば随分マシですが
アメリカへ行った時は23歳とかでずーっとずっと若かった(笑)
食事や風呂トイレ事情は、欧米より中国の方が良いですね!

とにかく時間がない中で急いでシャワーを浴びてライブの準備。
ホテル前で世話役のシューさんに対面した時には時間ギリギリでした。

15~20分荷物を持って歩いて
ちょっと見覚えのある景色だなと思う頃会場に到着。
しばらくすると我々2バンド分のリハーサルの時間になりました。

リハではやっぱり曲の展開を間違える等の不調で
本番はどうなるだろう?と不安を抱えたまま食事に出かけました。

世話役のシューさんに連れて行ってもらったのは北京名物の火鍋屋で
日本の鍋とはちょっと違うながらも当然皆で鍋を囲んで食べるのは同じ。
肉や魚などいろんな食材を入れて食べましたが
思った以上にどれもこれも美味しかったです。

肉は脂だらけの日本の肉が苦手な店主にはピッタリで
エビの団子も食べたことないぐらいにプリプリで美味しかったです。
アルコール度数が半分ぐらいのビールもライブ前にはありがたかったです。

そして東京からのゲストのお二方も場を楽しんでくれていたようで
嬉しいというよりは内心ホッとしたというのが本音です。
そして経験豊富で何事にも動じない様子を見て
このお二人とは他の国にも行ってみたいなと思いました。
旅のトラブルを散々経験してきた店主には最大限の賛辞です。

というのも、好き嫌いの多い人や偏見が強すぎる人
あるいは「郷に行っては郷に従え」ができない人とか
感謝やお礼という外国だからこそ特に強く伝えたい事ができない人は
バンドでなくても一緒に旅行をする際の足かせになる事が多く
特に偏見を持っている人が多そうな中国では凄く心配していました。

場合によっては、それが欧米の都市部なら文句言わないくせに
同じトラブルや現象を中国では悪く言うみたいな事とか。

理由は後でも書こうと思いますが
URAMONESは迎えてくれる人の世話にならないと成立しない
知名度も技術もセンスもない素人の下手くそなコピーバンドですから
かつて海外で散々経験したそういうトラブルの元になる人間は
メンバーや同行者としては邪魔なのです。

郷に従った結果キツい酒をめちゃくちゃ飲まされて
歩くのも難しいぐらいに酔っ払ったので
応えるのもホドホドに!というのがアドバイスかな?(笑)

そんな前回のJONGHA以上の丁重なもてなしを受け
中国の人には今までも凄く親切にされてきましたが
手厚い歓迎を受けながら自分が日本で同じことができるかな?とも思いました。
今回お世話になった方やご縁のあった方が日本に来る際には
なんとか少しでもお返ししたいなと思いながら居ましたが
あれだけの待遇はなかなか難しいと思うのが本音です。

そして火鍋屋さんの店の前で記念撮影をし
ライブ会場へ歩いて戻ったのでした。