THE JONGHAの結成時のこと2020/01/10

年末の忘年会で尋ねられたTHE JONGHA結成時のこと。
こんな事に興味持つ方も居るんだなっていう驚きとありがたみを感じたので
ついでにブログにも書いておこうかと思います。

即興バンドのメンバーとしてアメリカに続いてヨーロッパツアーを行った際
ドイツのロストックという街でもライブをしました。
古い漁船を安宿&ライブスペースとして再利用している会場で
日本のバンドもメルトバナナ等がライブをしたことがあるようでした。

Stubnitz
http://ms.stubnitz.com/taxonomy/term/95

ライブの後も2日程滞在させてもらえたので
街を散策してビルケンシュトックのお店でサンダルを買ったり
オープンテラスでエスプレッソなんぞを味わいながら過ごしました。

話は逸れますが、ロストックでビルケンシュトック買ったよって
ルフトハンザ航空のパイロットに言ったら「何故~!」と爆笑されました(笑)

元乗組員のベッドスペースなのかな?って感じの二段ベッドの上で
THE JONGHAのボーカルとツアーの今後とツアー後の話をしていて
毎日のようにライブを繰り返していると結局パターンが生まれてくるし
そのパターンに甘んじる演奏をするぐらいなら
多様な曲を自作した方が自分達には自由度が高いのでは?
という結論になって結成を決めたのがTHE JONGHAでした。

音楽の知識の引き出しが多かったり頭の回転やセンスが良ければ
バリエーションの多い即興音楽を演奏できるのでしょうが
当時の自分には難しいだろうなって思ってのことでした。
今も即興のノイズバンドやりたいんですけどね(笑)

自分達のバンドで自作した曲を持って再びヨーロッパに来る。
それが結成時の目標でした。

結局10年以上経っても目標を達成することができなかったのですが
とあるきっかけというか偶然の出会いから台湾でライブする事になり
そこから台湾だけでなく北京への道も拓けていったのでした。

今でも欧米でライブがしたいですが、時間的な都合もありますし
日本は勿論、欧米からもバンドが来る今の中国で
歓迎されながらライブができた事はとても思い出深い事です。