金の斧 銀の斧2020/11/26

最近ギターのエフェクターの情報を集めています。
と言っても、好みがハッキリしているので候補はごく僅かです。

条件は、昔からある物で個体の大きな物。

ロックが若者の音楽で切磋琢磨されてた頃の物である事と
個体の大きさが何となく「凄そうだ」と思わせるロマンがある事と
できれば今も発売当時と同じ場所で作られていれば完璧。

勘のいい方ならメーカーと製品名がわかりそうですが(笑)

いろんな物を選ぶ時に気にする事の1つ
「どんな市場で売られていたか?」の基準を満たし
物としての存在意義が問われがちな現代に無駄にデカくて
大掛かりな工場や設備は使わないにしてもアジアや中米で作らない。

そういう物を作る人を支持して投票するように購入したい。

そして○○製と書かれた時に感じるその印象は
その国や街が作ってきた歴史やイメージが生むもの。
文化や日常の中で求められて洗練されたからこそできるもの。

カッコ良い物って、やっぱりカッコ良いんですよね。
無駄な装飾やスペースって、やっぱり贅沢なんですよ。

音楽をやり続ける事自体が無駄な行為ですから
連れて歩く物は見栄え良くロマン溢れる物が良いですね。

何故音楽をやり続けるのか?という疑問への答えはあるので
新しいバンドでの新しいチャレンジは続いていく訳ですが
スタジオに籠もって一人ギターを弾いていると
なんでギターなんて弾いてるんだろう?と我に返る時があります。

エフェクトされたギターの音がループし続ける空間に居ると
なんだか悪い夢の世界の中にでも居るみたいな気分になります。