あけましておめでとうございます2021/01/13

例年より長めの年末年始の休みを終え、
ようやく始動したかと思えば大雪。

今ひとつ軌道に乗り切らない感がぬぐえませんが
年が明けてすでに10日以上が過ぎています。

年賀状でしか交流のない友人への年賀状の返事もまだで
疫病や大雪の影響だけではない身体にまとわりつく何かを感じています。
少し後回しになりますが、県外への年賀状の返事は書きますので!

なんせ最近は具体的な成果や達成感に飢えているので
無駄に思える時間はできるだけ省いた暮らしをしています。
年齢と世の中の不安定な状況を眺めていると
いつまでも時間があるとは思えないですからね。

そんな中、新バンドでもドラムを叩く事になるのでドラムの練習を始めたり
コツを掴んで一層楽しくなったギターを毎日弾いたり
子供と過ごす時間や薪の手配など生活の為の作業や
教養になるものの勉強や古い家具を探して生活や空間を整えたり
「今日はコレをやった」と言える毎日を意識しています。

おかげでこの1年の変化や成果は過去最高ではないかと思います。

家では相変わらずビリー・アイリッシュばかり聴いていて
レコードとCDとバージョン違いと・・・と買い揃えるのは
リアルタイムならRANCID、古いバンドならRAMONES以来でしょうか。
これだけ連続再生するのも20年ぶりぐらいかと思います。

リビングで過ごす時間が圧倒的に増えた子供達も曲を覚えてしまい
これが将来海外で誰かと話すネタになったら嬉しいなと思っています。

さて

今年は新バンドの音源作りとPV作りが第一目標。
他にもオールディーズのセッションもあるし
さっさと軌道にのせてペースを掴みたいと思います。

シスターポール2021/01/14

何年も前に神戸で対バンした事のあるバンド
シスターポールがとてもやる気をくれます。

メンバーの脱退など紆余曲折を経て
最適化しつつ変わらない所も残しつつ。
迷いのない演奏と嘘のないライブ。

表現の場以外での部分にはあまり興味がないのですが・・・

見た目や所作や表現や選ぶ言葉や・・・
そうなるべくして作り上げられたものは
機能美のような美しさがありますね。

往年の名車や戦闘機や楽器と同じく
スペックだけではない存在意義と説得力。

大阪の知人が海外からリリースした音源もかっこよかったし
負けずに今年は何かをやりとげたいなぁ。

とりあえず今は一人でスタジオに入って
ギターとドラムを楽しむためだけに演奏する日々ですが
いつか私もそうなるべくしてなった何かになりたいです。

らんちゅう2021/01/17

子供が金魚を欲しがった事がきっかけでハマったらんちゅうですが
冬になって動きが鈍くなって一層優雅な雰囲気になっております。
ヒーターは使っているのですが、冬の夜は寒いようで・・・。

買ってきてすぐに白点病になったことがきっかけで
ネットで病気のことや金魚の習性などを調べまくり
気がつけばお店にらんちゅうが4匹。

最初に買った、おそらく外国産のらんちゅうは
どうも転覆病の持病があるみたいで
餌を沢山食べたり気圧の変化が激しい時は
夜になって水面近くで不自然に浮いています。

餌を少なめにすれば調子も良いのですが
他のらんちゅうはもっと食べたいだろうなと思います。

しかしながら
生き物なんていうのは機械ではないので
騙し騙し精一杯長生きすればいいのでは?と。

品評会に出すことを基準に飼育されたらんちゅうは
人間が勝手に決めた価値基準の型にハメられ
それに当てはまらないものは大事にされないようです。

手元のらんちゅうは
自分にとってドアを開けるきっかけになったもの。
らんちゅうに興味を持っていなければ
ベージュ☓ゴールドのFender Duo Sonic(50年代に出た安ギター)も
炭酸水用のフランス製のグラスも手元に無かったでしょう。
そしてアルファロメオの車に興味を持った結果
F-1の最初のシーズンはアルファロメオが全勝だった事も知らなかった。

平和な時代に生まれたゴージャスな物たち。

時代を表す古い物に囲まれて穏やかな気分です。
大好きな物にだけ囲まれる暮らしは良いものですね。

CDJ2021/01/18

Bluetoothやデジタルな音源が皆無な訳ではないですが
我が家ではレコードやCDの登場率が高いです。

新しい音源はリリースされていればレコードと決めているので
CDの登場は過去に買った物かレコードの出ていない新音源になります。

CDプレイヤーもアンプと同じTangentの物が壊れて
色々欲しい物があって悩んでいたのですが
結局最初期のパイオニアのCDJを利用しています。

レコード棚の上にターンテーブルとアンプと並べてジャストサイズな事と
色がマットブラック基調の他の機器とのバランスが良いのと
日本のDJシーンが盛んでコストがかかってそうな事と
経験からスロットインの耐久性を疑っているので
初期の蓋が「カパッ!」と開くタイプが好きな事などの理由からです。

見た目もシルバーが混じって変に未来感が安っぽかった時代の物より
最初期の物の方がデザインも今の物に近いように思います。
というか、蓋の部分が無くなった以外は配置も似たようなものです。
DJに求められる機能は使わないですし音質も十分。

値段も今ならヤフオクなんかでかなり安いんじゃないでしょうか?

上に他の機器を載せたりラックに詰めない方にはオススメですよ。
他のCDJも使ってみたいですが、マットブラックって他にあったかなぁ。
この機会に調べてみたいと思います。

ビリー・アイリッシュ2021/01/21

飽きもせず毎日ビリー・アイリッシュを聴いています。
アメリカのパジャマとガウンを着てストーブの前のソファーでゲーム。
一体何をやっているんだろう?と思う瞬間もありますが
とても穏やかでストレスのない日々を送っています。

ビリー・アイリッシュをニルバーナ以来の衝撃!と言うみたいですが
個人的にはもっともっと衝撃的な出会いでした。

深夜にYoutubeの動画で観たのが最初でしたが
聴いての通りの「宅録」っぽい機材と少ない音数に驚き
ESGみたいに以前ならアングラな音楽に捉えられそうな音楽が
当時でなんと6億回以上の再生回数!

もう演奏力もレコーディングスタジオも要らない時代かぁ・・・と思うやら
で、あるからこそ、どこに暮らしていても音楽の発表ができ
日本の企業のプロジェクトとして音楽ビジネスの中でサラリーマンをしたり
メジャーデビューと言いながら生活費をバイトで稼ぐ不安な日々を送ったり
事務所所属と言いつつズブズブのレッスン代搾取の奴隷にされたり
無駄なお金と時間を費やして音楽をやらなくていい時代になったなと思いました。

RAMONESを観て楽器やバンドを始めた人が出てきたように
今後どんな宅録ミュージシャンが出てくるのかが楽しみです。

ストレス無く暮らせる場所で音楽をやりつつ国を跨ぐ規模で活動するのは
数年前に北京で聞いた話とリンクするので今っぽいやり方なのでしょう。

そういった環境の壁を破壊した事に驚き
機材の進歩とインターネットの進歩が宅録のクオリティを上げ
リビングで録った音をリビングで解凍するように再生する
サウンドシステムで再生する事を意識した昔のレゲエのように
再生する場所にマッチする音に仕上がっている事にも驚きました。

なので、話は少し逸れますが、ビルボードやブルーノートで観たいですね。

パソコンを持って一人でスタジオに入るお客様が出てきたのは
おそらく8~10年位前だったように思いますが
丁度その頃にビリー・アイリッシュも作曲を始めたそうです。
マックとプロツールスでやってたシカゴ音響系の頃とも違い
割と手軽な投資で機材を揃えることができるのも良いですね。

作曲や録音にはビリーのお兄さんが関わっているそうですが
ジャンルレスなアメリカっぽい音楽の影響が見えるのも面白いです。
曲によってはオールディーズの歌手が歌っても似合いそうな物もあり
それでいてTHE XXみたいに冷めた現代的なグルーブもあり。
とはいえ合唱を習っていたビリーの歌が1番の魅力ですが。

ヒップホップも定着した90年頃から数えて30年の時間が過ぎました。
エレクトロファンクの頃からだと40年が過ぎていますからね。
エルビスからレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン位の期間ですから
もう定番のアメリカ発祥の古典的音楽になっているかと思いますので
ヒップホップの影響も古典的なアメリカ音楽の影響と言えるでしょう。
曲の中に90年代西海岸ヒップホップみたいな音が聴こえて面白いです。

ジャンルや国や人種を意識しない感じも現代的でクールですね。

メジャーデビューしても基本DIYで今まで通りの曲作りなのも
パンクスピリッツ的なクールさがあって素敵です。

インターネットでの音楽の配信と並行して
多種多様な物販があるのも今っぽいですね。
「物」としての価値の高いアイテムが色々あります。
さすがに服は要らないですが、カセットとか物欲をくすぐります。

インターネットのネガティブな面ばかり報道されていた時期もありますが
気がついてみればこんなに便利でチャンスが増えていました。
その恩恵は特に田舎の人達を救っているように思います。
宅録も田舎の方がやりやすいんじゃないかと思います。
バンドメンバー集めなくても簡単に音楽作れますしね。

本当に好きな事ややりたい事
アイディアや蓄積した知識や実力があれば
形にするのは本当に自由で簡単な時代になったと思います。
こんな時代の過渡期を体験できてラッキーです。