冬は冬の楽しみ2013/01/11

今朝外に出て山を見てみたら
期待通りに雪で白くなった木々が見れました。
今の住まいが山に近いせいもありますが
ここ数年、雪が降った山が本当に綺麗に見えます。
夜雪が降って翌朝が晴れた日は最高ですね。

しかしふもとに目をやると、
クレーン車が新しい建物の部品を吊り上げていました。
カラオケ屋にしか見えない「南仏プロバンス」風の建物はもう結構。
願わくば北陸の景色に似合う美しさのある建物が建ちますように。

さて、最近朝はテレビを見る機会が増えているのですが
今日見た旧ソ連出身のアファナシエフというピアニストの番組がかなり面白かったです。
以前より店主は休符という考え方が好きだったのですが
アファナシエフ氏の音の考え方に非常に共感しました。
こういった著名な方に語っていただけると説得力があって嬉しいです。
ろくに音符の読めない店主が語っても何の説得力もありませんから。

他にも「感情を演奏中の動きで表現するな」等
面白くて共感できる言葉が沢山出てきて本当に面白かったです。

出勤の際にカーラジオをつけると
サンタナのウッドストックライブの音が流れてきました。
物凄いテンションで演奏しているのが音だけで解り
一瞬で音に引き込まれ、体が熱くなるような感覚に気付きます。
圧倒されるほどのハイテンションを理解しながらも
もっといけ!という気持ちで次の展開を待ちます。

ほんのさっきまで深く感動したアファナシエフ氏の音と
全く違うサンタナの音。
しかしどちらも感性に響いてしまう事実。
良いと思えば最高で
有名だろうが商業的に成功していようが
自分の感性に響かなければ不要なモノでしかない事実。

この答えの無い感じが音楽等芸術の魅力ですね。
答えが無い事に一層自由を感じる今日この頃、
思想や生き方に答えが見つかりませんように。