ザ・ビーチ ― 2026/05/03

映画「THE BEACH」を観ました。

若い頃にまだバックパッカーの真似事をしていた頃
「バンコクの街や安宿の切り抜き方がリアルで面白いよ」
と薦められて観た記憶はあるのですが、ストーリーすら忘れてました。

バンコクやパンガン島やフルムーンパーティ等
東南アジアの中でも良い思い出は何もない地域が舞台なのですが
観た当時の印象と違って、旅する若者の描写に懐かしさを感じました。
当時はしっかりして見えたヨーロッパ人の旅人も
内心はそうだったのか・・・?と吹き出してしまうような
頼りなくて幻想に溺れた様子にリアリティを感じました。

若者の若者らしさを上手く描くのはダニー・ボイル監督の真骨頂ですね。
イージーライダーはもう少し口数少なく描かれている気がします。
タクシードライバーは日常を描くにはストーリーが大袈裟かな?

そしてトレインスポッティングの若者の描写の仕方を見ても
監督は自分よりも結構年上なんだろうなと思いました。

大人から見た若者って感じが、自分が年を取った今は感じるんですよね。

ダニー・ボイルは一貫して同じ事を言っている気がします。
それが今の気分にピッタリで、いい映画だなって思いました。

いいね名古屋 ― 2026/05/10

名古屋の愛知県美術館に歌川国芳展を観に行きました。

浮世絵のことは全くわからないのですが
刺青の彫師に人気なのが理解できる作品でした。
武士など勇ましい絵の評価が高い画家なんだそうです。

企画展のチケットで常設展も見れるのが美術館の嬉しいところで
常設展に行ってみると以前から気になっていた川瀬巴水の作品がありました。
浮世絵でもないモダンな雰囲気のある風景画の作家で
西洋美術に学びつつ浮世絵を復活させようとした作家だそうです。
だからなのかちょっとモダンで和風で終わらない雰囲気があるような。
大正時代の文化のような和洋折衷が感じられます。

しかし今回強く再確認したのは、やっぱり西洋の絵が好きです。
一部例外はあるのですが絵に関しては西洋の光の表現が好きです。
行灯の光で下から照らしたり工夫すればまた楽しみがあるのですが
目が悪くなったからなのか映像かと思うほど光にリアリティがある
透き通るような白人の肌や現実の影よりヌメリのある黒い影や
本当に燃えているかのような燭台の炎の表現が好きです。

和モノなら建築や陶芸など採光と立体の物が好きですね。

久しぶりに名古屋の街中に行って思ったのは
名古屋に遊びに行ってた頃から随分時間が経ったということ。
最近は東京・大阪・福岡に行くことが多かったですが
相当税金を突っ込んで再開発を薦めたんだなって思いました。
そして名古屋は、それらの街から消えて無くなった物がまだありました。

古い洋館、個人資本の文化的な店、ミニシアター・・・
それらが協力して支え合ってる事がわかる広告の協賛店の数々。
東京で探せば無いこともないんですが、閉店の噂がかなり多いです。
今年は名古屋に遊びに行く時間を増やそうと思いました。

需要があれば街は個人資本で作られていきます。
寒くなれば誰でも上着を着て寒さを凌ぐようになるのですから
上着を売るために税金を使って人工的に冬を作る必要はないのです。

来客 ― 2026/05/15

大阪からお客様が来られるということで
現在会社の事務所兼店舗の店内を掃除しました。
この際少し手を加えようと思って試行錯誤したのですが
なんだかお店のオープン準備をしていた頃を思い出しました。

夜中まで「ああでもない、こうでもない」と自問自答と試行錯誤。
当たり前ですが全て一人でやらなければならないので
何かの作業をしている間に急に別の用事を思い出したり
没頭して作業しているとあっという間に数時間が過ぎていたり。

でも若さもあっただろうけど、全く疲れないし苦じゃなかったです。

なんだかそんな日々を思い出す1日でとても楽しかったです。

最近は美術館や博物館によく行くので、少し意識したスペースを作ったり。
今の自分がダイレクトに反映されると良いなと思いました。

普段お店に来られている方には気づかれないんじゃないかな?と思いますが。

書を捨てよ、町へ出よう ― 2026/05/17

新しい人との出会いは勉強になる事と刺激に満ちています。

最近良い出会いが多いのは何故だと思う?と聞かれたので考えてみましたが
自分の足と時間とお金を使って会いに行っている人だからという結論になりました。

今の自分が今の力で会いに行く人、今の自分が会いたい人。
ただそれだけの事ですから、それは今の自分にピッタリに決まってる(笑)

凄い人達に囲まれて刺激をもらったり、不思議なご縁で繋がったり
そんな席に誘っていただいて本当に嬉しかったです。

晴れた日曜日の午後は、随分久しぶりにmy bloody valentineを聴きました。
若い頃に何度も聴いていたと思うのですが
「こんなんだったっけ!?」と驚くほど印象が誓って
なんだか聴きやすくて良いなぁと思っていました

たまに昔の自分の答え合わせのような時間を作ったりするのですが
今ほど情報が多くなくて音源を買って音楽と出会っていた頃
そんなに悪い物に触れてなかったんだなと思いました。

irish Bar Shelbourne 5th Anniversary ― 2026/05/28

名古屋ライブについても書くことが沢山あるのですが、その前に
明後日はいよいよベーシストとしてライブに出ます。

福井駅前のアイリッシュバー・シェルボーンの5周年祭。
昨年はURAMONESで出演して、今年もオファーがあったのですが
メンバーの都合が悪く変わりにNIRVANAのコピバンで出演となりました。

今年もできるだけ小さな音でバンドサウンドを出すという実験なのですが
昨年よりも念入りに準備して機材も揃えたので改善はするはずです。

ライブ自体もデビュー戦で上手くいくとは思っていませんが
予想してなかった多数の出演バンドへの機材の対応と運営、
機材一式の運搬と、なかなか忙しくてスリリングな1日になりそうです。

出てくれる人と見てくれる人が楽しくなるように精一杯頑張ります。