チェック・ダウンジャケット2009/11/11

寒がりも安心の機能性
なんだかんだで在庫にならないFRED PERRYのダウンジャケットですが、今季モデルはすでにベストをご紹介済みのウール素材で出来たチェックのダウンジャケットです。フードは取り外し可能で裏にボアがついていますから保温性は抜群。フレッドペリーのダウンジャケットの特徴は、ボリューム感抑え目で細身の着こなしにも合わせ易いところ。最近そんなダウンジャケットが増えてますが、当店オープン当初からフレッドペリーはシルエットの美しいダウンジャケットを作っていました。価格は¥50400です。

お買い得レベル:★★★★☆・・・ウール素材で作ったダウンとしては。
トレンドレベル:★★★★★・・・ウールが強い今シーズン。
個性レベル★★★★☆・・・他ブランド展示会でも見かけないタイプ。
着用期間:★★☆☆☆・・・厚手のアウターの宿命。

コーデュロイのカーゴパンツ2009/11/11

シルエットも穿きやすい感じです。
秋冬らしいパンツといえばコーデュロイ素材のパンツが定番的ですが、最近の傾向として起毛がかった素材に人気が集まっていますから、コーデュロイも旬のモノとしてオススメです。丈がほんの少し短めだったりでブーツとの相性が良くなっていますから、ブーツに合わせてトップスはダウンベストといった感じで穿いていただければ、と思います。上品な靴やシャツを使った着こなしの外しとしても使えそうです。色目が個性的なので難しく考えなくてもなんとなくお洒落に見えるとは思いますが。価格は¥9345です。

お買い得レベル:★★★★★・・・裏地も凝ってるんです。
トレンドレベル:★★★★★・・・足首・靴下見せの着こなし。
個性レベル★★★☆☆・・・なんともいえないオリーブグリーン。
着用期間:★★★★☆・・・パンツは数パターン持った方が良いです。

Stuart Austin ブラックカウチンセーター2009/11/11

シルエットは補正されている気がする・・・。
前回の入荷で入ってこなかったので「またか・・・。」と思っていたら本日入荷。本気のカウチンは値段が3倍もするためイングランドのセーターで似たような雰囲気のモノを、と探していて見つけた一品です。肌触りも良く機能性も充分。ボタンも質の良い物が使用されていてお買い得感さえ感じます。価格は¥18900。価格に見合う価値は充分ですので是非手にとって見てみてください。

お買い得レベル:★★★★★・・・コストパフォーマンス抜群。
トレンドレベル:★★★★☆・・・昨年より反応は良いですね。
個性レベル★★★☆☆・・・。定番物と言われれば、それまで。
着用期間:★★★☆☆・・・室内外で楽に着れます。

more than just a game2009/11/11

デザインというより機械的にたまらなく興味深い。
「more than just a game」というノンフョクションの映画を観ました。アパルトヘイト(有色人種差別で特に1948~90年代までの政策を指す)の影響でロベン島の刑務所に収容された政治犯達の話です。というとなんだか重いテーマに思えますが、どちらかというと心温まる良い映画です。

黒人かわいそう・・・と思ったアナタ。差別対象にはしっかりアジア・インド人も含まれています。世の中甘くありません。

こんにちは。噂を聞くだけで怖くてヨハネスブルクには行けないモジュール店主です。more than just a game は刑務所の中で囚人達がサッカーを始め、やがてリーグになって白人刑務官にまで楽しみを与えたというストーリーです。最期にはFIFAがこのリーグに名誉会員の称号を与えるシーンも出てきて、FIFAも洒落た事をするなと思いました。そして次のワールドカップはその南アフリカで開催。

欧米の粋な話を聞くたび、差を感じるやら悔しいやら。

映画のシーンでも、囚人達が「サッカーをさせてくれ。」と頼んだ時に刑務所の所長(多分)が「サッカーぐらいやらせてやれ。」と言うんですが、度々思うのが日本と海外の「最低限」の線引きの違いです。この線引きが製品に表れることも多いの海外製品(特にヨーロッパ)は興味深いです。

という事でワーゲンのニューポロの座席に座ってみて驚いたのがタンブラーと呼ばれる水筒がサイドブレーキの後ろにあった事。標準装備かオプションかは聞いてませんが、これもエコ推進の一環でしょうか。以前のワーゲン車には栓抜きが付いていましたが、それはおそらくエコ意識の高いドイツが瓶のリサイクルを奨めているからでしょう。ニューポロのマスコットがシロクマなのも、温暖化で絶滅の恐れがある北極熊保護団体支援をワーゲンが支援しているからだそうです。

全く話は変わりますが、ワーゲンのディーラーに置いてあった雑誌で柳宗悦氏の家が紹介されてました。専門的な知識が無いので細かいところはわかりませんが、なんとも良い感じの家でした。

贅沢な作りのレベルの差は和洋でそこまで違わないのに、何故簡素化が進むと差が大きく感じるんだろう・・・と、ぼんやりしていたら戦時中の布で出来た野球のグローブや陶器製の日用品を思い出して怖くなりました。