特別な朝2016/04/24

今朝は7、8年ぶり?に友人とバイクに乗りました。
基本的に一人でのんびり田舎道を走る事しかないので
なんだか照れ臭いような気がしたり、ちょっと心配もしたのですが
そこはベテラン同士の安定した楽しいツーリングになりました。

戦闘機の編隊がそうであると聞いたからって理由もあるのですが(笑)
集団で走る時に先頭を任されると道路の右前を走るようにしています。
少し前が見やすくなるので危険予測がしやすいという理由と
左折の際には左に寄って合図を出しやすいという理由からです。
そんな説明をするのも忘れたな、と思って心配になりミラーで後方を確認すると
車間距離も十分に追随する友人の様子が見えて安心しました。

そこからは特に後ろを気にすることなくお気に入りの田舎道を走り
途中コンビニでの休憩と談笑をはさみバイクを満喫しました。

野菜の無人販売所で買い物をしている人
こちらに向かって手を振ってくる子供
あっという間に流れていく景色の中に印象深い光景が混じります。

最後に談笑したコンビニでは店員の年配の女性がパンをくれました(笑)
旦那さんがバイク好きらしく、昔は二人乗りで遠出したということです。
イージーライダーの世界では、行く先々で敬遠されたバイカーですが
この穏やかな場所では出会いがあったり施しを受けたりで幸せな気分になります。

いつもはひたすら走り、休憩で誰かと出会うなんて事もないので
安心して走れる仲間と走ることで体験できる事もあるんだなと思いました。

生活必需品じゃない、あるいみ無駄の塊のようなバイクの
いつもの日常からパッと浮かぶ魅力と存在感。
珍しいものだったり古いものだったり変な音がしたり。
思わず目を奪われたり凝視してみたくなったり。
馬鹿馬鹿しくて無駄でどうしようもない物ほどロマンが溢れます。

世の中を素敵に彩るのは絶対「無駄」ですって。
資源の無駄使いは絶対駄目ですが無駄な文化は素晴らしい。

これからも無駄な事をして無駄なモノを作っていきたいですね。