ワイヤレスデストレス ― 2012/05/17
最近オーディオに興味を持ったというバンドメンバーの入れ知恵等もあってオーディオの欲が止まらない店主ですが、無知なくせに欲を出しすぎた結果ネットもワイヤレス再生も失うという「二兎を追うものは一兎を得ず」状態に陥っていました。気がつけば無線LAN機能を持った機器が2つも追加されて、余計な物を買ったのは素人でも勘で判る状況。
そこで火曜日の展示会に行ったついでに家電量販店へ行く事にしました。初めてのApple製品がAir Mac Expressという店主には難解な製品となった訳ですが、購入したお店なので改めて取り扱いについて質問しました。なんだか他の製品群とは扱いも雰囲気も違うAppleコーナー。忙しそうな上に上下黒でキマった服装の女性店員さんに声をかけるのは、なかなかハードルが高い・・・。
頑張って声をかけたのですが、素人なので専門用語もわからず使用目的と現状のネットワークの説明が難しい。何とか説明して理解していただけたようですが、「その使い方はできません」と即答された上に何の提案もされないので完全に「これはヤっちまいましたね」という気分になりました。
そこで癒しを求めてオーディオコーナーへ向かい、ずらっと並んだレコードプレイヤーのカートリッジや輸入メーカーのスピーカーという福井では見れない光景を楽しんでいました。
翌日になってネットで調べているとAir Mac Expressを無線LANの中継に使う方法が見つかりました。ネットで調べながら喜び勇んで細かい設定を繰り返し、ついにパソコンが無線LANを認識すらしないという状況にハマりました。丸1日が経って、リセットとアンインストール+インストールを繰り返し初期状態とネット環境は復旧したので、この状況で助っ人を呼ぶことにしました。
問題を起こしては復旧させるというくだらない話なので何のオチもない訳ですが、簡単な問題とはいえ解決させる経験を得て少し自信がつきました。
そういえば大阪の中心街を歩いていた時に気になっているメーカーの椅子を発見しました。モダンな椅子の中にあっても存在感のあるクラシックなデザイン。抜群の曲線美は往年の名女優の写真を見るような普遍的な美しさです。
アナログな物は感度が高い人が触れれば物凄い情報量の魅力を放ちます。物に対峙した時、触れた時の自分の心の高揚を敏感に察知すれば、自然と気持ちの良い環境は手に入るんだろうなと思います。
あの大量の家電や雑貨・アクセサリーが並ぶ家電量販店で1番長い時間見ていたのは、とあるメーカーのレコードプレイヤー用カートリッジ。小さいけれど、価格は冷蔵庫より高いです。
そこで火曜日の展示会に行ったついでに家電量販店へ行く事にしました。初めてのApple製品がAir Mac Expressという店主には難解な製品となった訳ですが、購入したお店なので改めて取り扱いについて質問しました。なんだか他の製品群とは扱いも雰囲気も違うAppleコーナー。忙しそうな上に上下黒でキマった服装の女性店員さんに声をかけるのは、なかなかハードルが高い・・・。
頑張って声をかけたのですが、素人なので専門用語もわからず使用目的と現状のネットワークの説明が難しい。何とか説明して理解していただけたようですが、「その使い方はできません」と即答された上に何の提案もされないので完全に「これはヤっちまいましたね」という気分になりました。
そこで癒しを求めてオーディオコーナーへ向かい、ずらっと並んだレコードプレイヤーのカートリッジや輸入メーカーのスピーカーという福井では見れない光景を楽しんでいました。
翌日になってネットで調べているとAir Mac Expressを無線LANの中継に使う方法が見つかりました。ネットで調べながら喜び勇んで細かい設定を繰り返し、ついにパソコンが無線LANを認識すらしないという状況にハマりました。丸1日が経って、リセットとアンインストール+インストールを繰り返し初期状態とネット環境は復旧したので、この状況で助っ人を呼ぶことにしました。
問題を起こしては復旧させるというくだらない話なので何のオチもない訳ですが、簡単な問題とはいえ解決させる経験を得て少し自信がつきました。
そういえば大阪の中心街を歩いていた時に気になっているメーカーの椅子を発見しました。モダンな椅子の中にあっても存在感のあるクラシックなデザイン。抜群の曲線美は往年の名女優の写真を見るような普遍的な美しさです。
アナログな物は感度が高い人が触れれば物凄い情報量の魅力を放ちます。物に対峙した時、触れた時の自分の心の高揚を敏感に察知すれば、自然と気持ちの良い環境は手に入るんだろうなと思います。
あの大量の家電や雑貨・アクセサリーが並ぶ家電量販店で1番長い時間見ていたのは、とあるメーカーのレコードプレイヤー用カートリッジ。小さいけれど、価格は冷蔵庫より高いです。
The Chemical Brothers ― 2012/05/04
久々に聴いたら良かった。レコードで是非!
どうすれば空気を描けるのか ― 2012/04/25
福井県立美術館のストラスブール美術館展へ行ってきました。絵は生で見ると興味の沸き方が全く変わるので、興味の無い方にこそ名画と称される絵を生で見て頂きたいと思うところではあります。
マジックか何かを見ているような不思議で仕方が無い気持ちとか、写真よりも現場に居るような錯覚に陥る空気感とか、間近に見るタッチの荒々しさとか生々しさとか・・・会場で気に入った同じ絵のポスターや絵葉書を買おうと思っても、現物を見た後だと買う気が失せる位の差がある生の絵画の情報量。
最近気になるのは物自体の放つ情報量と受け止める側の感受性のバランス。名画の中にも好みがあるので響かないものはあるのですが、足を止めて見入ってしまう絵には視覚を通して自分の感動した実体験を思い出させる情報が詰まっているのではないかと思います。
丁度今朝散歩していて見上げた山は印象派といわれる画家の絵のように白くかすんで見えました。その時体感した空気の肌触りや匂い、コットンのニットの下で感じる日差しの暖かさ等の記憶を蘇らせる情報が印象派の画家が描く絵には詰まっているような気がします。
普段音楽を聴いていても音には色んな情報を感じるのですが、やはりそれも記憶に直結した情報のような気がします。太鼓の材質やサイズ、シンバル類のメーカー、楽器の鳴っている部屋の広さや壁も硬さ、低音の音質等・・・全て演奏したりクラブやライブハウスで体感した音の記憶に結びつくようです。
ラモーンズの「ロコライブ」というライブアルバムも、実際に観に行ったライブ会場とは音質から広さの違いが判りますが、SEが流れた瞬間や観客が歓声をあげた瞬間、演奏前にギターやドラムが鳴った瞬間、演奏が始まってから・・・いちいち観に行った当時を思い出します。
メンバーが出てきて「ちょっと、ちょっと」と思ってるうちに前へ押しやられ見上げた先に居たラモーンズのメンバーを見た時のあの気持ちとロコライブの音は直結している訳です。※ちなみに「本当に居るんだ!」が当時の感想でした。
年寄り臭い思い出話になってしまいましたが、印象派の絵画に興味を持ってから感じるのは「センス」や「感受性」等と例えられる、まるで天性の物のように言われる物は、収集力に個人差はあれど、実は実体験の有無の話なのではないかとうこと。そしてそれが多いほど感動するきっかけが多いのではないかということ。
1番面倒臭いルートが1番思い出になるのはパックパッカー時代に学んだ法則ですが、日々の暮らしも似たようなものかも知れません。回り道には情報がいっぱい。その情報は思い出や感性に姿を変えてずっと残るのでしょう。
今朝の景色を見ていたらクレヨンか色鉛筆が欲しくなりました。4色程あれば充分なんですが。
マジックか何かを見ているような不思議で仕方が無い気持ちとか、写真よりも現場に居るような錯覚に陥る空気感とか、間近に見るタッチの荒々しさとか生々しさとか・・・会場で気に入った同じ絵のポスターや絵葉書を買おうと思っても、現物を見た後だと買う気が失せる位の差がある生の絵画の情報量。
最近気になるのは物自体の放つ情報量と受け止める側の感受性のバランス。名画の中にも好みがあるので響かないものはあるのですが、足を止めて見入ってしまう絵には視覚を通して自分の感動した実体験を思い出させる情報が詰まっているのではないかと思います。
丁度今朝散歩していて見上げた山は印象派といわれる画家の絵のように白くかすんで見えました。その時体感した空気の肌触りや匂い、コットンのニットの下で感じる日差しの暖かさ等の記憶を蘇らせる情報が印象派の画家が描く絵には詰まっているような気がします。
普段音楽を聴いていても音には色んな情報を感じるのですが、やはりそれも記憶に直結した情報のような気がします。太鼓の材質やサイズ、シンバル類のメーカー、楽器の鳴っている部屋の広さや壁も硬さ、低音の音質等・・・全て演奏したりクラブやライブハウスで体感した音の記憶に結びつくようです。
ラモーンズの「ロコライブ」というライブアルバムも、実際に観に行ったライブ会場とは音質から広さの違いが判りますが、SEが流れた瞬間や観客が歓声をあげた瞬間、演奏前にギターやドラムが鳴った瞬間、演奏が始まってから・・・いちいち観に行った当時を思い出します。
メンバーが出てきて「ちょっと、ちょっと」と思ってるうちに前へ押しやられ見上げた先に居たラモーンズのメンバーを見た時のあの気持ちとロコライブの音は直結している訳です。※ちなみに「本当に居るんだ!」が当時の感想でした。
年寄り臭い思い出話になってしまいましたが、印象派の絵画に興味を持ってから感じるのは「センス」や「感受性」等と例えられる、まるで天性の物のように言われる物は、収集力に個人差はあれど、実は実体験の有無の話なのではないかとうこと。そしてそれが多いほど感動するきっかけが多いのではないかということ。
1番面倒臭いルートが1番思い出になるのはパックパッカー時代に学んだ法則ですが、日々の暮らしも似たようなものかも知れません。回り道には情報がいっぱい。その情報は思い出や感性に姿を変えてずっと残るのでしょう。
今朝の景色を見ていたらクレヨンか色鉛筆が欲しくなりました。4色程あれば充分なんですが。
毛穴より夢が見たい ― 2012/04/02
ちょっと遅い気もしますが今日スタッドレスタイヤからノーマルタイヤへタイヤ交換しました。交換自体がちょっとした楽しみでもありますが、ジャッキアップして丸見えになった足回りのブッシュ類への注油がこれまた楽しいです。
タイヤが減ってそろそろタイヤを新品にする必要があるのですがコンチネンタル、ミシュラン、ピレリで悩んでいます。ミシュランの評判も良いのですが変えて今のコンチネンタルより気に入らなかったら・・・と思うと「保守で行くべきか?」等と考えてしまいます。そしてBMWが採用している等と噂を聞いて俄然気になるピレリ。
性能はもちろんですが、サイドのデザインも店主にとっては非常に重要。もう少しだけ悩んでみようと思います。
交換といえば、オーディオのスピーカーケーブルを変えてみました。ケーブルで音が変わるというのはオーディオや楽器でよく耳にする話です。詳細は伏せておくとして、とりあえず見た目も変わるので自己満足度は高かったです。
ホワイトノイズを出しながらスピーカーの位置や角度を変えたのですが、これはハッキリ音が変わります。更に聴く部屋を変えると更に音が変わるはずですが。
それにしても今日は天気がよく、朝散歩していても気分が良いので花のつぼみや新芽などが普段よりも目にとまりました。そして出勤時に運転しながら眺めた遠くの山々の色合いを見てモネの絵を思い出しました。天気や季節や時間で見え方の違う景色と空気。実際に見た時に体が錯覚を起こしたのか、体温が上がったような不思議な体験をした事があります。1年以上愛用しているAGFAのデジカメはピントが甘かったり動いているものを撮るのが苦手だったりするのですが、プリントした時に背景がハッとする程鮮やかに写る時があったり、凝視する対称でない「人」を撮ってプリントした時にその「人」自身を見ている時の気分になれたりします。
くっきりとシワまで写し取ったような緊張感のある写真もかっこよく思えて好きなのですが、人の顔を見る時にそんな見方をしている訳ではないので日常の1コマとしてはAGFAのカメラでも充分な気がします。そして上手く撮れない覚悟をしながら撮った写真に今の自分が撮りたいと思った様子がバッチリ再現されていると幸せな気分になります。
現像するまでどんな写真になるか判らなかったフィルムの写真と、便利さと解像度は優秀でも撮っただけでなんとなく満たされてしまうデジカメの間の存在のようなそのカメラで撮った写真は何故かモノ的な満足度が高いです。
最近は現実を正確に記録・再生するモノより、その時の気分を思い出させてくれるモノやムードのあるモノが好きみたいです。これがまたモネ等印象派の画家と同じ意識の変化で面白いところです。
タイヤが減ってそろそろタイヤを新品にする必要があるのですがコンチネンタル、ミシュラン、ピレリで悩んでいます。ミシュランの評判も良いのですが変えて今のコンチネンタルより気に入らなかったら・・・と思うと「保守で行くべきか?」等と考えてしまいます。そしてBMWが採用している等と噂を聞いて俄然気になるピレリ。
性能はもちろんですが、サイドのデザインも店主にとっては非常に重要。もう少しだけ悩んでみようと思います。
交換といえば、オーディオのスピーカーケーブルを変えてみました。ケーブルで音が変わるというのはオーディオや楽器でよく耳にする話です。詳細は伏せておくとして、とりあえず見た目も変わるので自己満足度は高かったです。
ホワイトノイズを出しながらスピーカーの位置や角度を変えたのですが、これはハッキリ音が変わります。更に聴く部屋を変えると更に音が変わるはずですが。
それにしても今日は天気がよく、朝散歩していても気分が良いので花のつぼみや新芽などが普段よりも目にとまりました。そして出勤時に運転しながら眺めた遠くの山々の色合いを見てモネの絵を思い出しました。天気や季節や時間で見え方の違う景色と空気。実際に見た時に体が錯覚を起こしたのか、体温が上がったような不思議な体験をした事があります。1年以上愛用しているAGFAのデジカメはピントが甘かったり動いているものを撮るのが苦手だったりするのですが、プリントした時に背景がハッとする程鮮やかに写る時があったり、凝視する対称でない「人」を撮ってプリントした時にその「人」自身を見ている時の気分になれたりします。
くっきりとシワまで写し取ったような緊張感のある写真もかっこよく思えて好きなのですが、人の顔を見る時にそんな見方をしている訳ではないので日常の1コマとしてはAGFAのカメラでも充分な気がします。そして上手く撮れない覚悟をしながら撮った写真に今の自分が撮りたいと思った様子がバッチリ再現されていると幸せな気分になります。
現像するまでどんな写真になるか判らなかったフィルムの写真と、便利さと解像度は優秀でも撮っただけでなんとなく満たされてしまうデジカメの間の存在のようなそのカメラで撮った写真は何故かモノ的な満足度が高いです。
最近は現実を正確に記録・再生するモノより、その時の気分を思い出させてくれるモノやムードのあるモノが好きみたいです。これがまたモネ等印象派の画家と同じ意識の変化で面白いところです。
それはムード・・・甘いムード ― 2012/03/25
期間限定になるかと思いますが、お店にレコードプレイヤーを持って来ました。このレコードプレイヤーは15年程前に友人のお父さんから譲っていただいた物。さらに実家で10年程放置していたので壊れているのかと思いましたが、不良箇所もノイズも無く無事再生できました。せっかくなのでヘッドシェルと針を新品に交換。現在お店で元気に稼働中です。
レコードの音質、16bitのCDか24bitのPCオーディオか・・・そんな話はネット上にいくらでも書いてあるのでそちらを参照していただくとして、個人的にはこの儀式的とも思えるレコードの再生方法が好きです。
お店ではお客様に何度も話しているのですが、かつてソ連ではビートルズはおろか、ロッカーや長髪の男は政府の弾圧の対象でした。そんな時代にビートルズの音源は海賊盤が政府の目を盗んで闇取引されていたらしく、名曲が違法な物というスリリングな演出のもとで手に入った訳です。緊張しながらレントゲンのネガに刻まれた音源(こうして出回ったらしい)に針を落とす・・・。
こんなシチュエーションは、名曲を一層感動的にリスナーに伝えた事でしょう。
世の中に似たような物が出回ったり、それらを誰でも簡単に手に入れる事が出来る均一化された世の中では、短絡的な目的の達成自体の価値よりも演出にこだわった方が満足度が高いのではないかと思います。同じ場所へ行くにも飛行機か車かバイクか自転車か走るか徒歩かで全く印象と過程が違うように、同じ事をするなら自分にとって1番感動的な方法やシチュエーションを選ぶのも満足度の高い暮らしに繋がる気がします。
アンプが温まるのを待ってビニール・ジャケット・薄いカバーと順に外し、慎重にレコード盤をプレイヤーにセットして針を落とす。それは大好きな音楽の扱いにふさわしい丁寧な行為です。壊れやすい物は、自然と大切に扱うもんです。携帯できない再生装置でNo Music No Lifeな生活は叶いませんが、音楽を聴いている時は活き活きとしているでしょう。
薄型化あるいは小型化した物のおかげで空いたスペースには植物やオブジェを置いて空間を豊かにする。面倒な事を短時間で処理できる便利さを手に入れたら、その余った時間で好きな事をして豊かな時間を過ごす。空間から溢れるほどに集めたお気に入りの物に囲まれた空間で仲間や家族と過ごす。止めろと言われても止めれないほど好きな事には手間と時間をかけて存分に楽しむ。
古いレコードプレイヤーの上でクルクル回るお気に入りのレコードを眺めながら、そんな暮らしを想像していました。
レコードの音質、16bitのCDか24bitのPCオーディオか・・・そんな話はネット上にいくらでも書いてあるのでそちらを参照していただくとして、個人的にはこの儀式的とも思えるレコードの再生方法が好きです。
お店ではお客様に何度も話しているのですが、かつてソ連ではビートルズはおろか、ロッカーや長髪の男は政府の弾圧の対象でした。そんな時代にビートルズの音源は海賊盤が政府の目を盗んで闇取引されていたらしく、名曲が違法な物というスリリングな演出のもとで手に入った訳です。緊張しながらレントゲンのネガに刻まれた音源(こうして出回ったらしい)に針を落とす・・・。
こんなシチュエーションは、名曲を一層感動的にリスナーに伝えた事でしょう。
世の中に似たような物が出回ったり、それらを誰でも簡単に手に入れる事が出来る均一化された世の中では、短絡的な目的の達成自体の価値よりも演出にこだわった方が満足度が高いのではないかと思います。同じ場所へ行くにも飛行機か車かバイクか自転車か走るか徒歩かで全く印象と過程が違うように、同じ事をするなら自分にとって1番感動的な方法やシチュエーションを選ぶのも満足度の高い暮らしに繋がる気がします。
アンプが温まるのを待ってビニール・ジャケット・薄いカバーと順に外し、慎重にレコード盤をプレイヤーにセットして針を落とす。それは大好きな音楽の扱いにふさわしい丁寧な行為です。壊れやすい物は、自然と大切に扱うもんです。携帯できない再生装置でNo Music No Lifeな生活は叶いませんが、音楽を聴いている時は活き活きとしているでしょう。
薄型化あるいは小型化した物のおかげで空いたスペースには植物やオブジェを置いて空間を豊かにする。面倒な事を短時間で処理できる便利さを手に入れたら、その余った時間で好きな事をして豊かな時間を過ごす。空間から溢れるほどに集めたお気に入りの物に囲まれた空間で仲間や家族と過ごす。止めろと言われても止めれないほど好きな事には手間と時間をかけて存分に楽しむ。
古いレコードプレイヤーの上でクルクル回るお気に入りのレコードを眺めながら、そんな暮らしを想像していました。
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