思い出の映画2017/11/06

トレインスポッティングと並んで
若い頃に観て影響を受けた映画「Buffalo66」。
久々に観たいなと思ってDVDを買いました。

何の偶然か、今年のリンダ・ラモーン(ジョニー・ラモーンの奥さん)主催の
ジョニー・ラモーン追悼イベントに、この映画の監督がゲスト出演。
映画も上映されたようで妙なご縁を感じます。

この映画自体は公開当時に映画館で観たのですが
上映を待ってフードコートに1人で座っていたら
仲の良い友人が偶然1人で観に来ていて
上映前にしばらく会話をするも
何故かお互い離れた席で別々に観たのが思い出深いです。

久しぶりに見るとやはり印象がかなり違って
当時の自分より今の自分にフィットする感じがしました。

スペシャルな登場人物の出てこない素朴なハッピーエンド。
その印象は変わらないのだけど、ワンシーンワンシーンが心にしみたり
古いトヨタのトレノが妙にかっこよく見えたりしました。

でも薄暗い部屋で鮮やかな赤いライトや衣装が光るシーンでは
赤だけモザイクのように四角い粒が見えて
DVDだとかブルーレイだとかの仕様の問題なのかもしれないけど
昔の職場で特撮マニアの上司が「フィルムで撮らないと赤が出ないんです!」
なんて話していた事を思い出して懐かしい気分にもなりました。

何度も観たくなる映画はやっぱり手元に置いておきたくて
せっかくなので他に観たい映画も何本か買っておこうかなと思いました。

ちょっとした空いた時間に自分の欲求を完璧に満たせる部屋。
匂いや光や道具や食器やコーヒーや酒と音楽。
こだわるというより常に自分のベストチョイスをする。
毎日がそれの繰り返しだと、10年後か20年後には楽しい部屋になるだろうな、と。

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