いいね名古屋2026/05/10

名古屋の愛知県美術館に歌川国芳展を観に行きました。

浮世絵のことは全くわからないのですが
刺青の彫師に人気なのが理解できる作品でした。
武士など勇ましい絵の評価が高い画家なんだそうです。

企画展のチケットで常設展も見れるのが美術館の嬉しいところで
常設展に行ってみると以前から気になっていた川瀬巴水の作品がありました。
浮世絵でもないモダンな雰囲気のある風景画の作家で
西洋美術に学びつつ浮世絵を復活させようとした作家だそうです。
だからなのかちょっとモダンで和風で終わらない雰囲気があるような。
大正時代の文化のような和洋折衷が感じられます。

しかし今回強く再確認したのは、やっぱり西洋の絵が好きです。
一部例外はあるのですが絵に関しては西洋の光の表現が好きです。
行灯の光で下から照らしたり工夫すればまた楽しみがあるのですが
目が悪くなったからなのか映像かと思うほど光にリアリティがある
透き通るような白人の肌や現実の影よりヌメリのある黒い影や
本当に燃えているかのような燭台の炎の表現が好きです。

和モノなら建築や陶芸など採光と立体の物が好きですね。

久しぶりに名古屋の街中に行って思ったのは
名古屋に遊びに行ってた頃から随分時間が経ったということ。
最近は東京・大阪・福岡に行くことが多かったですが
相当税金を突っ込んで再開発を薦めたんだなって思いました。
そして名古屋は、それらの街から消えて無くなった物がまだありました。

古い洋館、個人資本の文化的な店、ミニシアター・・・
それらが協力して支え合ってる事がわかる広告の協賛店の数々。
東京で探せば無いこともないんですが、閉店の噂がかなり多いです。
今年は名古屋に遊びに行く時間を増やそうと思いました。

需要があれば街は個人資本で作られていきます。
寒くなれば誰でも上着を着て寒さを凌ぐようになるのですから
上着を売るために税金を使って人工的に冬を作る必要はないのです。