ディグダグレコード2012/07/05

ベックは普通に良かったです。
実家から発掘したアナログな面々。正直持っていた事を忘れていました。久々に聴いたら、なかなか良いですねぇ・・・。思い出と相まってグッっときてしまいます。

しかし、音楽には当時の雰囲気が詰まっていますね。体験者が当時を思い出すからなのかもしれませんが・・・だったら後々の為にも今を精一杯体験した方が楽しいかもしれません。

この辺の音源を漁っていた頃は、肉体労働をしつつ月初めに古着と音源にお金を突っ込んで一瞬で貯金残高が数千円になり、挙句友人宅で酒を恵んでもらい、食うにも困り変色したバナナでしのぎ、数少ない快楽が遊び仲間にオススメのインディーズバンドを薦める事だったという遅れてやって来た青春の日々・・・。

バイクの故障と車検がハードル高過ぎてやってらんね~よと思いながらも、後にメジャーデビューしていったバンド達の駆け出しの勢いを感じるライブに掛替えの無い愛車に跨って向かう高揚感。そしてライブ後に絶好調のバイクで加速する時は翼があったら空を飛ぶんじゃないか?と思うほどの快感。

臭すぎるほど青臭い時を経験するのは非常に良い事だと思います。

しかし、その後インディーズ→メジャーがブーム化する頃、音楽以外でもパクリが横行して右へ習えの世の中に「蜘蛛の糸」のカンダタばりに嫌気が差してバングラディシュへ行く事になるのですが。

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