テーラードジャケット2020/10/23

大人になると時々必要に迫られるのがジャケット。

しかし特別流行るような事がないかぎり
ファストファッションが主軸でデフレ続きの日本では
コストがかかってサイズ感が肝の服は作らないのでは?と思います。
習慣としても今はジャケットを着る機会はあまり無いですしね。
そういう意味ではオーバーサイズの服は売る側は扱いやすいと思います。

ジャケットを作っているメーカーはしっかり利益を乗せないと回収できないでしょう。
裏地が安っぽいとか内ポケットが無いとか単に価格が高めとか。
流行らせる側にも売る側にも都合がいい物があります。

さて、今回イギリスから届いたのは
フォーマル過ぎない黒のテーラードジャケットで
バーガンディの裏地がロックっぽい一着。
内ポケットは左右2つでイギリス物としては少ないですが
着た時の裏地の滑りやパイピングなどの作りを見ても
本当にコスパ良すぎで驚いてしまいます。

ポケットやベント(スリット)にはしつけ糸がついてるんですが
日本のメーカーでこの価格でやってるとこは無いです。
着る前に外す手間はかかりますが、
こういう所に良い物感が出て
所有欲を満たしてもらえます。
肩に合ったハンガーも付いてきますしね。

本当の意味でのコスパが良いジャケットです。