音の難しさ2009/11/28

もはや万華鏡・・・。
高揚感について考える時、子供の頃の方が直結的な感性を持っていた気がするので幼少の頃の思い出に浸る事が多いです。大人になって頭で理解する事になった訳ですが、保育園でレットキス(ジェンカ)という坂本九氏の歌に合わせて踊った時にテンポが上がる高揚感を体験し、エルガーの威風堂々で溜めによる高揚感(開放感?)を体験した気がします。

今になって考えればフォーククルセイダーズの帰ってきたヨッパライを初めて聞いた時は兄弟3人にとって大事件でした。家にあったステレオで遊んでいた姉が「面白いもの見つけた!」と呼びに来たんです。当時は3人で何度も聴いて大爆笑してましたが、今聴くとなかなか作りこまれていますね。

このネタはもう少し早く書くべきでした。ちょっとタイミングが遅かった。

こんにちは。何か謎が解けそうなのに表現できないウズウズ店主です。いろんな音楽を聴いていて「そういう事か!」とか、頭では解っているんですがドラム以外の楽器が出来ないので表現できません。実家に放置されてたフェンダーのマスタングを引っ張り出してきましたが、いざ手に取るとショートスケールが気持ち悪い。好きなギターを新たに買おうかなとも思いましたが、いざ買うとなると「これならもう1つラディックのスネア買いたいな・・・。」とか思ってしまいます。

とりあえずマスタングに弦を張って考えます。

さて、「百聞は一見にしかず」「一目瞭然」なんて言葉がある位視覚というのは使い勝手の良い感覚な訳ですが、共感する感性を持たない相手に理解してもらう際にも視覚は聴覚を上回る気がします。音楽を聴きこんでいる人、鋭い感性を持っている人、楽器のできる人としか共感できない事も多い訳ですが、映像や写真で表現できる事は視点がマニアック(恐らく)でも伝え易い気がします。

例えば、自主制作の作品で「鉄塔散歩」という作品があるんですが、普段鉄塔を目にしても何も思わない方や視界に入った事すら気付かない方にも鉄塔の面白さがわかる作品になっているような気がします。以前ブログでも触れた工場のDVDに通じるものがあります。大きな違いは、①工場は音を発する②鉄塔は水を必要としない、という点でしょうか。

書物だと「東京鉄塔」なんてのもあります。こちらは毎日送電線というブログをやってる人の作品です。もの好きの方はこの辺も是非。

それにしても工場、鉄塔、ダム、団地(個人的には廃墟はここに並ばない)・・・等の興味深い点を他人に伝えるという点で視覚を使った表現は解り易いなと思います。音の場合は「ここのベースの展開が!」などと口で説明しても伝わりにくいような気がします。

PVにする事で音楽もスピード感や世界観が伝わり易い場合もありますが。鉄塔散歩はYou Tubeにもサンプルがあるようなので興味のある方は見てみてください。写真もネットで検索すればいろいろ出てきます。

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