早朝分解2010/06/04

今のワーゲンて、BOSCHのパーツなんて使ってるのかしら・・・。
バイクの調子が悪いので、今日は朝からメンテナンスしてました。とりあえずガソリンの流れをチェックという事で、タンクのガソリンを抜きました。デカいタンク(5ガロン=3.78×5ℓ)だとは思ってましたがジョロジョロといつまで経っても出てくるガソリン。冷静に考えるとこんな量の燃料を股間に挟んでるなんて危険ですね。

こんにちは。製造業を辞めてからバイクの不調もちょっと楽しいモジュール店主です。コンピューター関連は全く無知で億劫な店主ですが、わかりやすくて動きが見える機械は触りたくてしょうがないです。エンジンがかからないという事は①燃料が無い②点火しないのどちらかなので、まずは燃料のラインをチェックしました。燃料を抜いて経路の洗浄とチェック。

汚れてはいますが、ちゃんと流れていますね。おそらく燃料はちゃんと来ています。

今日は予定もあったので燃料の流れだけチェックしたのですが、ここがOKなら次は点火関連。バッテリーは弱り気味なので買い換えるとして、それでスパークプラグの火花が飛ばなかったらコイル・ポイント辺りを見ていく事になります。どうでもいい話ですが、コイルは12ボルトのバッテリーを35000ボルト位まで昇圧させる部品。ポイントは点火のタイミングをはかる部品で、そこの部品が壊れてると電機の流れが止まってしまうのです。

ショベルヘッドに乗っている方がコイルとコンデンサーを常備するのはここが壊れると自走できなくなるからなんですね。

丁度高性能なコイルが欲しかったので、火花が飛んでも換えてしまおうかと思います。以前より調子が良くなったらラッキーですし。

で、それでもダメだったらキャブレターの洗浄でもします。できれば避けたいですが。興味ないかと思いますが、キャブレターは液体の燃料を燃えやすい混合気に変える部品です。最近の車やバイクには使われてないですが。

という事で古いエンジンというのはとてもシンプルな作りです。なんとも癒されますね。見た目は複雑な曲線で最高ですし。

車とかバイクの整備士って楽しそうだなって思ったりもするんですが、車の整備士の資格試験の問題を見せてもらったら凄く難しいので店主には無理だなって思いました。趣味の範囲で素人ながらに楽しんでるってのが良いのかな?と思った瞬間です。

しかし、自分の趣味のレベルでいじるバイクに命を預けてると思ったら急に怖くなりましたが。考え出すと当たり前だと思ってる股の間のタンクが怖くなるように、何でも怖く思えてくるので考えないようにします。気になりだすと自宅の玄関の鍵をかけ忘れたように思えるのと一緒ですかね。

バイクに乗ってて1番怖かった事は時速80キロで走行中にタンクからガソリンがあふれ出した時ですね。あれは引火してたら死んでたと思います。炎に包まれながらも飛行し続けた戦闘機パイロットの精神力は凄いですね~。