いい音あります2011/02/16

00年辺りのスタイルも見飽きたし、これ位自然にハーレーに乗りたい。
昨日は大阪へ行ってきました。展示会が終わった後、なんとなく元JONGHAベースS氏へ連絡しました。お互いが偶然難波へ向かっているという事で合流。地元民のガイドは頼りになるかと思いきや、全くといっていいほど頼りにならないのが相変わらず。彼もなんとか元気にやっているようです。

こんにちは。工具やパーツだらけの街にテンションが上がったモジュール店主です。先日ブログにも書いたとおりヨーロッパ製のオーディオの音を聴いてみたいと思ったので日本橋の専門店に行ってきました。街並みが良い感じで看板を見ながら歩いているだけでも楽しい場所ですが、「飯食った?」と尋ねたら「まだです・・・。」とボソボソS氏が喋るので、目に付いた味のある雰囲気の食堂へ入りました。とりあえずビールをオーダーして乾杯しましたが、お客さんも味があって良い感じ。おかげで美味いビールを○本堪能できました。

ビールと美味い飯で気分が乗ったところで目的のオーディオ専門店へ。興味のあったメーカーは取り扱いがないか視聴できないかで試せなかったのですが、イギリス製のスピーカーをいくつか試せて面白かったです。スピーカーから選んだほうが良いとのアドバイスを受けたので気になったスピーカーをいくつか鳴らしてもらったのですが、正直製造国よりも大きさの違いで変化する音に意識がいきました。

ネットで評価の高いスピーカーもサイズ的に好みに合わない音なのかピンとこないので、やっぱり聴いてみないとわからないもんだなと思いました。1番気に入ったスピーカーがスピーカーだけで予算オーバーする位の値段だったのですが、良い物は良いんだなと迷っていたら店員さんがカタログをくれて「一度冷静に検討された方が良いですよ。」と言ってくれました。店員さんはさすがの知識と接客でした。

その後S氏オススメの心斎橋のカフェへ行き(また道に迷う)コーヒーを飲みながら話していたらS氏がバッグの中から古い詩集を出してきました。紙媒体は情報としては利便性に劣るのかも知れないが、物としての魅力は変らないというような事を話していました。オーディオを買おうと思っている理由も音楽=データという流れであるなら再生の仕方や聴き方で自分なりの付加価値を高めたいという思いがあります。利便性を求めない環境であれば音楽の魅力は今までのままの魅力を持ち続けるのではないか?と。

タワレコでワクワクして宝物を見つけたかのように友人に聴かせていたあの頃の魅力。同じ空間で同じ音を聴いたあの頃の魅力。

しかし意識がそういう方向に向かっているのは古いハーレーと同じのような気もします。走るだけの快適さを求めるなら別の物で良い訳ですが、音や振動やトルク感や一体感等の付加価値を走りに加えると古いハーレーになってしまったのです。

マイナーで少し古いイギリス製のオーディオの事を尋ねた時「修理が必要になった時にちょっと・・・」と説明されて、「これだから電化製品にはロマンを預けられないんだよ・・・」と思ったのは、ここだけの話にしておいてください。

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