北京でのライブ22019/04/27

やはり海外遠征ネタだからか何なのか
ブログの訪問者数が多いみたいですね(笑)

さて、1回目の出番の後ちょっとだけ休憩して
次のバンドのライブを観ながら出番を待ちました。

会場でお客さんに声をかけてもらうキッカケを作る事を意識して
用事もないのに会場内外をウロウロとしていたので
今回は対バンや会場内の写真が全くと言っていいほどありません。
JONGHAで行った時にはもう少し気楽で写真も沢山撮ったのですが。

いよいよ出番となりセッティングをして
RAMONESのライブ前にかかるSEを流してステージ脇へ。
ステージ上のマイクに向かい「Welcome to~」と歓迎の言葉を言ってくれる人や
会場に用意されたGABBA GABBA HEY!の看板を手に歌う人
URAMONESで今までに経験した中でも特に盛り上がりを見せるライブ前。
ライブ中も期待通りにマイクを奪う人や暴れる人。

流石に今回ドラムセットまで突っ込んで来るお客さんは居なかったけど
結構盛り上がってくれてるなぁ、なんて思って演奏してました。
ギターのJohnny風味もそれに応じるような姿勢を見せてくれて
彼とはパンクバンドもやってきたし別のバンドでのキャリアもあるし
やっぱりステージ慣れというかパンクを解ってるなと思う瞬間でした。

誤算だったのはライブ中メンバーがお客さんを蹴ったらしく
細かい理由はあるのですが、この辺でもやっぱり旅慣れる必要性を感じました。
これではアルゼンチンどころか欧米やインドネシアすら行けないな、と。

旅行先での警察沙汰は現地の刑務所に入るのも含めデメリットが多く
今まで何度もトラブルや警察沙汰になることはあったのですが
言葉が不自由な中で現地人びいきの警察とのやり取りは辛いですよ!
とある国では演奏中に警察が入ってきましたが「日本語を話すな!」と
会場のスタッフに言われ、万が一に備えパスポート所持してるか確認しました。

そういう法的な理由でトラブルを避けたいというだけでなく
現地の主催の方や世話役の方が誘って集めてくれたお客さんと
しょうもないトラブルを起こして良いご縁を失うのも辛いです。
7年位で築いた台湾や中国とのご縁ですから大事にしたいと思っていますので
後日現地に確認したところ特に問題なかったようでラッキーでした。

この辺は海外ツアーをする時に気をつけた方が良いことなので
もしツアー前に細かく聞きたい地元バンドでもいたら聞きに来てね。

しかし身構えてない人に攻撃する卑怯な輩が今まで仲間内に居なかったので
そういう点でもちょっとビックリというか恥ずかしくもなりました。

さて、演奏中の話に戻すと
先に一回ライブをしているからか
毎日2時間ドラムの練習をしていたからか
身体が凄く軽くてとても気持ち良く演奏できました。
動画で見るとそんなに出来の良いライブではないのですが
やっぱり海外で沢山のお客さんの前で演奏するのは最高です。

そしていろんな人種と国籍のお客さんが
演奏に合わせてRAMONESの歌を歌ってるのも凄く嬉しいですね。
このバンドで1番やりたい事はそれなのかもしれません。
そしてアメリカで昔RAMONESを観たと話すアメリカ人と話していて
ちょっと今後の活動のヒントも得ることができました。

ライブ後も沢山声をかけていただいて楽しい時間を過ごせました。

なんせ中国は一緒に飲んで食べてで交流する事が多く
一緒に飲んでいるだけでどんどん交流が増えていきます。
こういう生々しい付き合いも店主的には楽しいですね。
気軽に声をかけてきてくれるのも嬉しいです。

しかし声をかけられる度に乾杯しようと言われ
出てくるのはテキーラ等の入ったショットグラス。
それが何度も、何度も、何度も・・・。
チェイサー代わりに飲むのがビール。

あっという間に時間が過ぎていき
記憶は途切れ途切れで
何故か交換した連絡先やメッセージの着信は多く
翌朝びしょ濡れのジーンズとスニーカーに気付いて
その各キーワードを繋いで色々考えてみても
全く昨日の状況が思い出せないままでした。

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