ハイ&ドライなカエル2009/07/30

こんなのん気な未来絵図を今のアメリカでは描けないだろう(笑)
今日は「ルックス」について考えてました。人の印象は見た目で決まるなんて言葉をよく耳にしますが、これも落とし所次第だろう、と。畑違いの人々からみれば怪しい人が組織の中でトップあるいはカリスマ(笑)だったり。分析・データ・自己啓発みたいな話ではなく、外見に関わる商品を売る以上最大限の効果を狙った提案をしないとな、と考えていました。

ライフスタイルを提案するなんていう過去のコンセプトではなく、レスポンス的提案。具体的には秘密ですが、冷静に考えれば昔の小規模な場所での活動です。

昔は今より市場が小さかった訳ですから。人口も少なく、車を持ってる家が少ない時代も自動車メーカーはあって名車を作っていた。

こんにちは。隠密商店のモジュール店主です。昔の国産車の名車といえばフェアレディZ。身近な人の話なんですが、当時「Zが欲しい!」って言ったら「あんな悪そうな車ダメだ!」って家族に反対されたってエピソードを聞きました。今は大人が眉をひそめるデザインの車って無いような気がします。事故死したボクサーの大場政夫氏も事故に遭った際コルベットに乗ってましたが、大場氏のお母さんがコルベットを初めて見た時「なんだか嫌な車だね。」って言ったそうです。

ニーズが商品を変えるって意味では、現代人が奇抜なデザインを好まない→保守的デザインになる、のループなのかも知れませんが。

さて、今日お店に来てビックリ。お店の中やドアにカエルモチーフの物が多い当店ですが、お店の前に干からびたカエルの死体が落ちてました。さすがにこれは要らないぞと思い処理しましたが、全くありがたくない上に驚きました。きっと鳥に加えられてどこからか運ばれてきたんでしょうが。

こういう光景を目にすると、普段は自分の視点で見ている世の中の目につかない場所に生きるか死ぬかのドラマがあるんだと気付かされます。弱肉強食の世界で、強者の何気ない朝食が弱者にとってはこの世の終わり。こういう事を実感すると、植物って他の生き物や環境と上手く共存してるなって思います。

そんな店主は草食男子より植物男子を目指す方が良いんじゃないの?って思います。もちろん植物も競争はしてますがね。

勝ち負け、強弱、価格にステイタス。そんなモノサシも結構ですが、古くなっても捨てれない手に馴染んだ道具みたいな、他人にとってはどうでも良いお気に入りを沢山持ってるのも良いもんだと思います。思い出と思い入れの無い物はすぐに捨てられてしまうもんですが、その付加価値は自分次第。時間に付加価値を付けれなければ・・・。考えただけで恐ろしい。

情報過多な時代に自分のモノサシを持つ事は難しい事なのかも知れないけれども、情報を流す側はほとんどがビジネスとして流しているか、素人のいい加減な情報かのどちらかで、信じたところで結局面倒を見てくれる訳でもない。物の価値観や思想位は自分だけの物を持っていたいなと思いながら、店主もこうして素人のいい加減な情報を流しているじゃないかと気付いたりもします。

ま、今後も話半分に斜に構えてお付き合い下さい。

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