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今朝実家に寄ると見慣れないスニーカーが・・・。姉が帰ってくると聞いていたのですが「はて、姉がコンバース・・・？」と思って家に入ると聞きなれない声が。上海出身の友達を連れて帰省したようです。田舎が珍しいらしく、２人は池田町へ向かって出かけていきました。

中国＝自転車というイメージもありますが、乗る事が楽しいみたいですね。神戸では乗らないのか、乗っても楽しくないのか、随分嬉しそうに自転車の話をしてました。

こんにちは。というわけで朝から国際的難しい話に頭フル回転のモジュール店主です。何カ国の人が我が家を訪れたか判らないですが、たまにある帰宅したら何故か海外の人が居る瞬間。今日は日本語ペラペラの人だったので楽でした。福井弁が興味深いらしく「外国の言葉みたいですねぇ。」って言われました。そういえばアメリカ人は「関西弁は音が変！」と言ってましたね。意味は解らなくても音が好きな言葉ってありますからね。秋田弁やポルトガル語はなんだか落ち着きますし。

さて、上海からのお客さんは、さすが都会っ子らしく実家のあらゆる事に興味津々。昨晩もいろんな所を見てまわったそうです。自転車で畑に行って新鮮な野菜を見たり、実家にお坊さんが来たら「写真撮って良いですか！」と言い出し家族全員とお坊さんが揃って仏壇の前で写真撮ったり、とにかく普段ありえない事が家で起こるので家族も楽しそうです。楽しいのは異常に多いオヤツ類やコーヒー＆ティータイムの残骸を見ても明らか。

祖父が畑仕事に出かけようとしたら「手伝うよ！」と声をかける上海娘。「そんな事しなくていいよ。」と祖父が言うと「なんで！？」と言いながらついて行ったようでした。昨晩の様子を母から聞いても、初めて会う友人の家族と積極的に交流するみたいで何だか良いなと思ってしまいました。

２０代前半の頃、「人生ってドアが沢山ある廊下を歩いてるみたいだな。」って思った事があるんですが、何かを経験するとか人に接するってドアを開けるような事だと思うんですよね。素通りしても特に問題は無いけれども、開くと世界観が広がるというか。

「最近つまらないな。」って思う時は、大体新しい世界を探す努力が出来ていない時で、街のせいにしてみたり人のせいにして無理矢理自分を納得させるのも良いんですが、原因は消極的になってる自分にあったりして。

今日は朝から当たり前と思ってる事にもう一度目を向ける、そんな時間が過ごせて良かったなと思いました。